洋食でちょっと味が足りない時に、活躍するのがコンソメやブイヨンと言われる調味料です。コンソメの中身はどうなっているでしょうか。

 

コンソメスープ

 

カラメル色素に要注意

 

コンソメにはカラメル色素が入っているものがあります。 カラメル色素はその製造方法によって4つの種類に分けられます。
カラメルⅠ…昔ながらの糖類を加熱
カラメルⅡ…糖類に亜硫酸を加えて加熱
カラメルⅢ…糖類にアンモニウム化合物を加えて加熱
カラメルⅣ…糖類に亜硫酸とアンモニウム化合物を加えて加熱

食品安全委員会の2011年のカラメル色素の化学的意見書によると、EUの食品科学委員会(SCF)とFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)により、カラメルⅠには許容量はありませんが、カラメルⅡ、Ⅲ、Ⅳには一日に摂取する許容量が設けられました。(一日摂取許容量(ADI)は160~200㎎/㎏/日) 上限があるということは、それ以上摂ると危険性が出る可能性があるということです。

そしてカラメル成分のひとつ、2-アセチル-4-テトラヒドロキシブチルイミダゾール(THI)の免疫への影響が懸念されていることから、安全性は確立されていないということが分かります。
またカラメル色素の他の成分に関しても心配される濃度で存在している可能性があるとし、これらの成分量に上限を持たすべきだとも結論づけています。

 

カラメル色素 化学的意見書
出典 食品安全委員会

 

多くの食品では使われているカラメル色素がどのタイプであるかは表示されません。表示には「カラメル」または「カラメル色素」としか書かれず、危険性のあるカラメルなのかどうかは私たちには分かりません。

こちらは市販のブイヨンですが、カラメル色素は入っていました。

 

ブイヨン 原材料

 

原材料の中で添加物は調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、クエン酸、香辛料抽出物、香料、酸化防止剤(ビタミンE)です。
一日の摂取量に上限のあるカラメル色素だけでなく、調味料(アミノ酸等)香料も何をいくつ入れているのか分からないので注意すべきでしょう。
(これらは一括表示と言って複数の添加物をひとまとめに表示しています。詳しくはこちらの記事へ↓ 一括表示とは!?知らずに健康を損ねる前に知るべきこと



食材のみのコンソメスープ

違うメーカーの物で化学調味料が入っていないと書かれているものも見つけました。

 

コンソメ 原材料

名称 乾燥スープ(コンソメ) 原材料名 食塩、シーズニングパウダー(デキストリン、トマトエキス、酵母エキス、チキンエキス、その他)、砂糖、デキストリン、酵母エキス、昆布エキス、香辛料(ガーリックパウダー、ローレル、黒こしょう)でん粉、米油

 

となっています。 食塩はどんなものか、デキストリンの元のデンプンは何からとっているのかなどと言い出すとキリがありませんが、こちらは食材のみで出来ています。 先のカラメル色素が入っているようなコンソメやブイヨンより、こちらの方がずっと良いと思います。

 

とても簡単!自家製チキンスープ

 

どちらかと言えば洋食は多く食卓に上らない我が家ですが、特に寒くなると洋風のスープや煮込み料理も作ります。
そんな時はほとんど鶏ガラからスープを取り、適当に香辛料と天日塩を入れて作っています。 そのため我が家の冷凍室には常に鶏ガラが1羽分は入っています。

 

 

ローリエも常備していてよく使います。 セロリの葉っぱの部分も捨てずに冷凍室に保存しておき、煮込み料理やカレーを煮込む時に最初に入れたりして、ブーケガルニっぽく使ったりします。
アメリカのようにチキンストックやビーフストックまでは作りませんが、鶏がらスープがあれば洋風にも中華にも使えるので便利です。何より自分で作るから安心ですね。自家製スープ、おすすめします^^