今まで生きてきた中で、お婆ちゃんの知恵袋、いわゆる昔ながらの民間療法でこれは絶対に効き目があったというものをご紹介したいと思います。

 

熱が出たら「キャベツ枕」

 

子供はよく熱を出します。
大人になるまでに様々なウイルスや菌に感染し、いやになるほど風邪だの何だのと熱を出します。もちろんそんな時は病院に行き、薬も貰います。

が、ウイルスや菌と戦っている間は熱が出るのが自然です。
熱が出ることでウイルスや菌を殺しているわけですね。

しかし熱を出すのが一番早く治る方法だと分かっていても、熱が出ると頭痛などで子供はぐずりもしますし可哀想です。そんな時に活躍するキャベツ枕をご存知でしょうか。

 

キャベツ
 

使うキャベツは春キャベツではなく、普通のキャベツ。緑の濃い外側の葉の方が効果的です。

 



 

キャベツ枕の使用方法

 

まず、キャベツを包む袋を用意します。私は日本手ぬぐいをふたつ折にして、筒になるように両サイドを縫ったものを作り置きしていました。

この日本手ぬぐいに洗ったキャベツの外の葉っぱを2~3枚入れます。この時一番固い軸を手で折っておきます。

 

キャベツ 2

 

熱のあるおでこに乗せるのも良いでしょうが、頭の後ろの部分、後頭部に枕として敷いて寝かせます。するとキャベツの持つ力 、あるいはキャベツの酵素の力なのか、頭の熱を中から取ってくれます。

しばらくすると熱でキャベツが温かくなり効果も薄くなりますから、そうなったら新しいキャベツと交換です。冷蔵庫で冷やしておくと便利です。

 

こんな馬鹿らしい事と思われるかもしれませんが、以前オーストラリアの産科医が乳腺炎の治療として、乳房にキャベツを貼り付ける方法を実践していると聞いたことがあります。
それも確かキャベツの酵素が効くと言っていました。

 

我が家の子供たちは、二人とも氷嚢は使ったことがありません。氷枕は高熱の時は使いましたが、ほとんどこのキャベツ枕で風邪などの発熱には対応出来ました。
頭の中の熱が取れて楽になることが子供達も分かっていて、熱が出たらすぐに「お母さん、キャベツ枕して」と言ってましたね。

 

近くの生協では、「キャベツの外の葉っぱをペットのいる方に差し上げます」と言うポップが野菜売り場に書いてあります。

このようなところで一番効果的な外の葉っぱを貰えたら、いくらでも枕に使えますね。捨てる部分ですからスーパーでも聞いてみる価値があるかもしれません。
昔はそれに気づかすに、熱が出る度にキャベツ丸ごといくつも買ってました。熱が下がったらその後はお好み焼きが続きました…^^;

 

お好み焼き

 

38度以上の熱には「ペパーミント」

 

子供が小さい時にはまだエッセンシャルオイル(アロマオイル)が私にとって身近なものではなかったので子供に試したことはありませんが、ここで荒療治ではありますが友達の体験談をお話しします。

使うオイルはペパーミント。もちろん100%ピュアなオイルを使用します。

ミント アロマ

通常エッセンシャルオイルはそのまま使うことはありません。そのままではとても濃いので必ず希釈して使います。希釈すると言っても水で希釈するのではなく、エッセンシャルオイルを肌から体内に入れるためには油性の物が必要です。

エッセンシャルオイル専用のキャリアオイル(ベースオイル)があればベストです。オイルをもしお持ちでなくてもハンドクリームや顔に塗るクリームなど、お使いの基礎化粧品のクリームで代用できます。

使い方ですが、手の平にサクランボ大のクリームをとったら、そこにエッセンシャルオイルのペパーミントを2~3滴落とします。指で少し混ぜたら子供の両脇に優しく擦りこみます。
あとは温かい布団で寝かせるだけです。

しばらくするとペパーミントの効用で一瞬熱が上がり、どんどん発汗して翌朝にはケロッとしています(熱が微熱ぐらいではこの方法は使えません。熱が高い時に有効です)。
わが子では経験がありませんが、これをお伝えした主婦友のお子さんたちは、もう何人も翌朝には熱が下がっていたと聞いています。
(詳しくはこちらの記事へ↓
薬より安全で効果的なアロマ?インフルエンザにはペパーミント

 

但しこの方法は荒療治かも知れません。イギリスのIFAという資格では脇の下にどのエッセンシャルオイルでも塗ってはいけないとされているそうです。

エッセンシャルオイルは植物だから安全だと思われがちですが、どのエッセンシャルオイルでも少なからず毒性はあるものです。ペパーミントには神経毒性の成分や血圧上昇作用も流産喚起作用もあるので高濃度のペパーミントを広範囲に使う場合はその注意が必要です。

またエッセンシャルオイルの中には、こんな人には使ってはいけないと言われているものも多く存在します(禁忌と言います)。妊娠中の人(特に妊娠初期)、乳幼児、高齢者、高血圧、低血圧、てんかんの持病を持つ人、皮膚の弱い人などです。

試した友人の子供さん達は、皆この荒療治ですぐに完治したのですが、禁忌や毒性も考慮した上で通常のエッセンシャルオイルの希釈よりもっと薄い濃度が良いでしょう(神経系の未発達の乳児には特に注意が必要です)。

熱が出た時に安易に解熱剤を使うのが危険な場合もあります(インフルエンザ脳症などです)。エッセンシャルオイルは薬の解熱剤の影響よりもはるかに緩やかですので、ペパーミントを使ってみるのもひとつの手かもしれません。
もちろん、病気の時は自分で判断せずに医療機関には行ってくださいね。




注意

エッセンシャルオイルは使い方次第で、かなりの効果が期待できます。
元は植物でありながら全て安全という訳ではなく、どのエッセンシャルオイルも多少の毒性を同時に持ち合わせています。
使用の際は高濃度になりすぎないように、禁忌ではないかも同時にご確認ください。
日本の(社)日本アロマ環境協会では希釈濃度は1%以下を推奨し、3歳以下の幼児には芳香浴のみとしていることも併せてお伝えしておきます。