今まで経験したお婆ちゃんの知恵袋的な、いわゆる昔ながらの民間療法で、これは絶対に効き目があったというものを今回はご紹介したいと思います。

 

ものもらいには柘植の櫛

 

子供の頃にはよく「ものもらい」になったものです。子供は外で元気に遊んでばい菌に曝されることも多いので、仕方ないですね。
そんな時に役立つ祖母から教わったものもらいの対処法です。

用意するのは櫛。柘植の櫛があると一番良いです。なければプラスティックのもので構いません。形は丸みがある方が使いやすいでしょう。

 

櫛

 

画像の矢印の部分を畳に当て、強く速く何度もこすります。
何度かやっているとこすった部分が熱を帯びてきます。そこそこの熱さになったら目を閉じて、ものもらいの患部の上に熱い部分を当てます。
これを何度か繰り返すのです。

ものもらいの患部は雑菌が繁殖して膿が出来てきます。その菌を熱で死滅させるという方法です。畳で擦る程度なら、患部に当てても火傷するほどの温度までは上がりません(でも熱いです)。
この方法で毎回きっちり治ります(ものもらいになることはもうほとんどないですが…)。

東城百合子さんの本では、ニンニクを使ったユニークな方法が紹介されています。
ニンニクを焼いてつぶして和紙に貼り、それを患部に貼るそうです。ニンニクそのものに効果あるのか、焼いたニンニクで患部の菌を死滅させるのか、詳しいことは分かりません。

やったことがないから分かりませんが、患部に貼るにはちょうど良い大きさだと思います。ニンニク自体が効果があるのなら、国産のニンニクを使う方が良いでしょう。
ただしにんにくのエキスが患部以外の皮膚につかないようにした方が良いかもしれません。効果がありすぎて皮膚がかぶれる恐れがあります。ご注意ください。

 

医療機関を訪ねると目薬や抗生物質を処方されるはずですから、抗生物質を取りたくない人には魅力的な方法かと思います。

 

膝に水が溜まる時は足浴

 

随分前のことですが冷え性だった私は、ある冬膝に水が溜まって曲がらなくなってしまいました。痛みがあり、膝には熱もありました。専門的な言い方では「関節水腫」と言われる症状です。

加齢による関節水腫ではなく冷えからくるものだとはっきり分かったので、病院には行かずまず自分の知っている方法を試してみることにしました。血流を良くして温めれば良いわけですから、足浴をしてみました。

 

足浴

 

足浴は普通はお湯と水に交互に足につけていくのですが、そのお湯の中に擦り下ろした土生姜のエキスを結構たっぷり入れ、ほかほかのお湯にしました。
お湯につけて温め、次にちょっと水につけてを繰り返し、最後は水につけてで締めくくります。冷たい水が最後だと汗腺もしまり、湯冷めしにくくなります。

関節水腫は、病院ではよく注射で溜まっている水(関節液)を抜く処置が施されます。そして炎症を抑える薬が処方されます。しかし症状が軽かったのか、病院に行かずして3日目にはほとんど治りました。以来膝に水が溜まったことはありません。

原因が冷えだと明らかなら冷えを改善しなければまた同じことが起こるので、温めるようにするのが一番ですね。

 

また関節水腫とは別の話ですが、転んで膝の靭帯が伸びたことが一度ありました。
外科で診てもらい、膝にヒアルロン酸を注射されました。注射はその時は大丈夫だったのですが、注射した針の跡が2日も痛くて困りました。注射はやはり嫌ですね。

足浴の方法は東城百合子さんの本にもイラスト入りで載っています。

 

足浴
出典 家庭で出来る自然療法 誰でも出来る食事と手当法【改訂版】/東城百合子 加工して作成

 

風邪の初期の時などにも良いようですね。

実は主人も若い頃は毎年冬に関節水腫になり、毎回水を抜くというのを繰り返していました。
ある年漢方薬を勧められ、「防己黄耆湯」という漢方の生薬を数か月飲みました。するとその年は関節水腫にはならずに、翌年からも一度も膝に水が溜まったことはありません。

「防己黄耆湯」は体の中の余分な水分を排出する漢方薬です。漢方は詳しくありませんが、これもひとつの使える方法かも知れません。
詳しくは漢方医にご相談ください。