誰もが経験のある風邪。
昔は風邪をひいたら新薬よりも葛根湯をよく飲んだものですが、今の風邪薬はどれほど進化しているでしょうか。

 

風邪薬を使うと回復が遅れる理由

 

現代医学では病気に対して薬を処方することが殆どですが、癌はもちろん風邪薬でさえ、病気を治すどころか副作用のリスクの方が高いと言われています。

風邪はシーズンごとにウイルスが変化(進化と言う方が合っているかもしれませんが)していますので、「風邪」と一口に言っても、いつでもどんな型の風邪にも効く薬というのは、実はまだ開発されていません。
このことを知らない人は意外と多いようです。

市販されている風邪薬は何百種類も売られているかと思います(医師免許を持つ友達が調べてきて驚きました。そんなにあるのですね)。
しかしその中で風邪のウイルスを完全に殺すことができる薬は本当にあるのか、誤解を恐れずに言えばないと言っても過言ではないでしょう。

 

風邪薬はウイルスをやっつけない?

 

風邪薬は症状を緩和するだけです。熱を抑えたり、咳を止めたり、一時的に症状が緩和されるけれど、その分回復は遅くなります。

その時流行っている型のウイルスに対する薬が完成しても、完成した頃にはウイルスが変異している可能性があり、完成した薬が効かない場合があります。

病院で解熱剤などの抗生物質を薬として出されたら、一時は風邪の症状が緩和されて楽になったように思うでしょう。
しかし本来熱を出し、白血球が活発にウイルスをやっつけようとしているところに水を差す結果となり、逆になかなか風邪が治りません。



風邪薬の重症な副作用

 

風邪薬は風邪の回復を遅れさせるだけではありません。

あまり報道はされませんが、風邪薬や抗生物質、抗てんかん薬が原因で、難病である中毒性表皮壊死症にかかる人もいるのです。もちろん亡くなる人もいます。
平成18年度の厚生労働省が出した「重篤副作用疾患別対応マニュアル」には次のように載っています。

 

中毒性表皮壊死症
出典 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 加工して作成

 

この病気は最後には全身の皮膚がめくれてしまうという悲惨な皮膚病です。
このような副作用のリスクがある事をきちんと理解した上で風邪薬を飲んでいる人が、果たしてどれほど居るのでしょうか。

 

納得の風邪の治し方

 

風邪は風邪のウイルスが原因です。

風邪をひいたときに、熱、くしゃみ、咳が出るなどの症状は、どれもウイルスに対する体の防御反応です。無理に症状を止めない方が早く風邪が治ると言います。
「風邪をひいたら暖かくして、喉が痛ければハチミツなどを塗ってゆっくり休むのが一番早く治す方法だ。」と言う医師もいるほどです。

私がお世話になっている内科の先生は
「風邪をひいたら熱いうどんに七味をかけて食べて寝れば良い。
薬を飲まなくてもそのままでいれば2週間もすればウイルスはいなくなる。」
と仰います。
ヨーロッパでは薬は出さず一週間安静にするよう指示する医者も少なくないようです。

 

薬

 

熱が高ければ脳がやられはしないかと心配するかもしれませんが、滅多にないことですし、解熱剤に頼らず水枕や氷嚢や、冷やしたタオルで拭くなどして部分的に熱を下げ(脳が心配だったり頭痛があれば、頭だけを冷やすなどです)、ウイルスと戦うためにわざわざ熱を上げて頑張っている体の邪魔をしないことです。
(熱冷ましについて詳しくはこちらの記事へ↓
自然療法で熱を下げる対処法「キャベツ枕」と「ペパーミント」

それよりも解熱剤の副作用による脳症や死亡リスクの方が心配だと言えるでしょう。

 

昔は風邪で熱が上がったら、暖かい飲み物を飲んで布団蒸しにしました。
そうすることによって一時的に熱を上げ、どんどん汗を出して体がウイルスを退治してくれていたのです。とても理にかなった方法だと言えます。

私は背中がぞくぞくして風邪をひきそうだと思った時には「風門」というツボ(第7頸椎のところ)に火傷をしないようほかほかカイロを貼り付けて、エキナセアのハーブのサプリメントを飲みます。
これだけでまず半日から1日もあれば治ってしまうのです。

風邪は理にかなった方法で早めに治しましょう。

 

風邪

 

ただしもし解熱剤を使って、風邪の症状以外に幻覚が見えたり、おびえたり、大声を上げる、うわ言を言うなどの症状があれば、インフルエンザ脳症かも知れません。
発熱から48時間以内に症状が出ることが多いので、そんな時はすぐに治療のために医療機関に行くことが大事です。

インフルエンザ脳症は5歳児以下の年齢が一番多いとされているため十分ご注意ください。