妊婦さんは食べないで。マグロの水銀汚染の実態とは

食べ物を気遣う方は、多くは農薬についてや有機栽培なのか化学肥料なのか、輸入品か国内産かなどを調べて購入されているように思います。
そんな中で、魚介類を含む魚の汚染が私は心配です。

 

魚介類の汚染

 

魚に農薬をかけることはないので、気をつける人は多くはないかも知れませんが、気を付けておいて損はないと私は思います。

 

 

あまり報道されないマグロの危険性

 

人の暮らしが豊かになったことにより、海の生物も大きく変化を起こしています。

遠洋漁業でとれる魚の代表と言えばマグロでしょうか。
日本人ならマグロが好物だという人は多いと思います。そして世界で一番消費している国も日本です。

しかし回遊魚であり成長に時間のかかるマグロは、重金属の汚染がかなりあります。
これはマグロに限らず回遊魚には全て言えることです。成長に年数のかかる魚程、その汚染レベルは高いと言われています。

マグロは重金属の中でも、メチル水銀などの水銀の汚染が一番懸念されるところです。

 

重金属、メチル水銀は脳に悪影響を及ぼす元凶

 

重金属の中でも水銀は脂分の多い脳に蓄積されやすく、大人なら若年性アルツハイマー、子供、特に妊娠中の胎児には脳の発達に…と、多大な悪影響を及ぼすことが分かっています。
自閉症、注意欠陥多動障害、学習障害、アスペルガー症候群など、様々な障害を生じる大きな一因となります。これはもう周知の事実ですね。

日本よりもマグロを消費しないアメリカでは、妊産婦が摂取しても良いマグロの量に規制を設けています。
スーパーマーケットに行けば、ツナ缶の並ぶ棚には「妊婦の方はツナを食べない様に」と書かれているそうです。摂取量が法律できちんと決められているのかも知れません。

 

日本の対応は?それでもマグロは大丈夫?

 

それでは日本ではどうかと言うと、食品安全委員会では「魚介類等に含まれるメチル水銀に係る妊婦等を対象とした摂食に関する注意事項」(平成15年6月3日公表)の見直しの検討に当たっての食品健康影響評価において、一週間にメチル水銀2.0μg/㎏体重/週が耐容摂取量だとしています。

対象者は「妊娠している方もしくは妊娠している可能性がある方」としています。

マグロ 寿司

 

一方厚生労働省は、食品安全委員会が公表した量よりも少ない量しか食べないという理由で、胎児への影響は心配ないとしています。この基準より少量しか食べないから大丈夫と言っているのですね。

しかしマグロが大好きな日本人です。
この基準以上の量を食べてしまう人も、中には居るのではないでしょうか。

というよりむしろ魚介類の栄養を摂るために、偏ることなくバランスよく、色々な種類を食べるように勧めているのが日本の現状です。

 

妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項1
出典 厚生省 加工して作成

 

このように、法律での規制があるどころか積極的な摂取を推奨しています。
下の方の「妊婦が注意すべき魚介類の種類とその摂食量(筋肉)の目安」に、この程度の摂取が望ましいとしているだけです。その内容は以下の通りです。

クロマグロ・メバチマグロ…1回約80gとして妊婦は週に1回まで(1週間当たり80g程度)
ミナミマグロ…1回約80gとして妊婦は週に2回まで(1週間当たり160g程度)

アメリカとは違ってツナ缶の通常摂取は差し支えないとも書かれていました。

メチル水銀が脳の発達に障害が出るとはっきり分かっているのは明らかなはずなのに、法律での規制はないのはおかしいとの意見も出ています。
こういったことから、日本の漁業関係者と役所との何らかの癒着があるように見る人も居るようです。

 

魚を選ぶなら、早く成長する鰯や鯵がおススメ

 

実際に出産するまで通う産婦人科でも、マグロを食べてはいけないとは言われません。
厚生省が言うように、バランスよく色々な種類の魚介類を食べるように指導されます。
本当にマグロの水銀汚染は胎児に影響を与えないのでしょうか?

 

マグロ

 

食物連鎖によって、重金属はどんどん大きな魚へと濃縮されていきます。

どういうことかと言うと、はじめはプランクトンが少量の重金属を体内に抱えています。
それが小さな魚に食べられることで、そちらの体内に移行します。
プランクトンを食べれば食べるほど、小さな魚の体内には重金属が増えていきますね。濃縮されるということです。

今度はその小さな魚を中程度の大きさの魚が食べることになります。
重金属を抱えた小さな魚を食べるほど、中程度の魚の中にも重金属が溜まっていきます。

同じような形で最終的には回遊魚等の大型の魚に溜まっていきます。
つまり、はじめのプランクトンの重金属濃度より、大型の魚の重金属濃度の方が濃く、濃縮されているのです。

魚 食物連鎖

 

移行して行く度に重金属は濃縮されて濃くなっていくんですね。

メチル水銀の問題は、食べる量が少なければ良いという問題ではないと思います。
少なくても脳に着実に蓄積されていき、脂分の多い脳に蓄積された重金属はなかなか体外には排出されません。

 

脳

どう考えても昔と比べると、脳に何かの障害を抱える人ははるかに増えています。そしてその原因は明らかにはされていません。
メチル水銀が脳の発達に悪影響を及ぼす事が分かっているのなら、それが多く含まれる食品は、避けたほうが賢明ではないでしょうか?

食品安全委員会では妊婦のメチル水銀の多い魚介類の摂取が心配され、かたや厚生省は心配はないと言います。

いつでも動くのは事が起きてから。事後対応体質の日本ですから、今後出産を希望する人、今妊娠中の人は、手遅れになってしまったという事のないように気を付けておいた方が良いのではと思います。
バランスよく魚を食べるなら、水銀汚染の一番少ない鰯や鯵などの小さな魚を選ぶ方が良いかもしれません。







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