以前は馴染みのなかったエッセンシャルオイル(アロマオイル)でしたが、詳しい友達に教えて貰ってからオイルは生活の中の様々なシーンで欠かせないアイテムとなっています。

もうすでに使っている方もいらっしゃることでしょう。
今回は私でも使えるエッセンシャルオイルの活用法をお話しします。まずは単品のシングルオイルです。

アロマ ラベンダー

***はじめに***
エッセンシャルオイルはアロマオイルの中でも100%天然精油のものを言います。

リラックスの定番、ラベンダー

アロマの経験がある人もない人も、ラベンダーという名前はよく知っていると思います。
私が初めて使ったエッセンシャルオイルはこのラベンダーでした。優しい香りで、リラックス効果が高いオイルです。気分が落ち込んだ時や、怒りや不安がある時に心を落ち着かせてくれます。

ラベンダー

リラックスのために使うことがほとんどですが、リラックスし過ぎて眠たくなります。
ラベンダーは穏やかな誘眠剤になるので、深く眠れないとか、いつもと違う環境で眠りたい時には大活躍します。

枕元にティッシュに垂らしたラベンダーを置いたり、ラベンダーを垂らしたティッシュを衣服に忍ばせるという使い方が簡単です。

私が夜行バスを利用した時は、ガーゼのマスク(夜行バスの中は乾燥しているため)にラベンダーを一滴 垂らして使いました。本当によく眠れます。娘もラベンダーがお気に入りで、同じく夜行バスでは襟首にティッシュを挟み、それで朝までぐっすりだったそうです。

試したことはないですが、眠りの浅い赤ちゃんに肌に直接つけるのではなく芳香の方法で試してみるのも良いかもしれませんね。アロマライトやティッシュに数滴垂らして枕元に置くなどです。



軽いやけどにラベンダー 鎮痛作用と血圧降下

そそっかしい私は調理中にやけどをすることがしばしばあります。
軽いやけどには原液のラベンダーをやけどした個所につけます。軽いやけどなら、すぐに痛みがなくなるから不思議です。(※原液で使えるオイルはラベンダーとティーツリーだけです)

切り傷、虫刺されにも原液で使えます。
鎮痛作用もあるので筋肉痛や神経痛、頭痛、生理痛などの症状を緩和します。殺菌、消毒作用もあり、高血圧の人には血圧を下げる効果もあります。

ディフューザーを使ったりアロマキャンドルにしたり、アロマバスに入ったりサシェに入れて持ち歩いたりと、いろいろ楽しめるのが魅力です。

ラベンダー サシェ

自分一人でもお風呂上がりにハンドマッサージのようにしてみたり、時に仲の良い友達と一緒にアロマトリートメントをすることもたまにあります。
これは本当にリラックスできます。おすすめです。

【注意】ラベンダーを使ってはいけない場合

これだけ色々な活用法のあるラベンダーですが、使ってはいけない人もいるので注意してください。

まず低血圧の人は血圧が下がりますので使わないでください。
妊娠初期の女性も使ってはいけません。リラックスできるということはどうしても体が緩む傾向にありますので流産の恐れがあります。

また、このような方も使わないようにしてください。
良い香りだと思わない人

体の不思議なのですが、自分の今の体調や気持ちに必要なオイルは良い香りだと感じ、不必要なオイルは良い香りではない、もしくは嫌な匂いだと感じることがあります。
使ってはいけない体の状態であれば、こんなに優しい香りのラベンダーでも良い香りだとは感じません。

今の自分に合っているアロマオイルであるかどうかは、良い香りだと感じるかどうかで決めるのが一番です。
「何に効果があるから」「このように使いたいから」というよりも、自分の感じ方が決め手となります。

ラベンダーが良い香りだと思ったら、それは心と体が必要としている時です。そんな時には是非ラベンダーを活用してくださいね。

アロマオイルを選ぶ際に注意したいのは、その内容成分です。
注意点と選び方についてはこちらへどうぞ↓
一滴のハーブも入っていないアロマはアロマと言えるのか?

安全なおすすめラベンダー

ラベンダー エッセンシャルオイル

注意

エッセンシャルオイルは使い方次第で、かなりの効果が期待できます。
元は植物でありながら全て安全という訳ではなく、どのエッセンシャルオイルも多少の毒性を同時に持ち合わせています。
使用の際は高濃度になりすぎないように、禁忌ではないかも同時にご確認ください。
日本の(社)日本アロマ環境協会では希釈濃度は1%以下を推奨し、3歳以下の幼児には芳香浴のみとしていることも併せてお伝えしておきます。