表示指定成分って何?医薬部外品に書かれる成分とは?

私たち消費者の知る由もないところで、気付けば体に有害な成分を食べていたとか、体や環境に悪い成分を使っていたとか、そういう話はよくあります。

慢性的な体調不良やアトピー、重すぎる生理痛、長引く更年期、治らないニキビなど、原因不明の症状に悩まされている人は数知れず存在します。

自分で気を付けていかなければ、今の日本では「本当に安全な暮らし」は手に入りにくいようです。

 

赤ちゃん どうしたら安全な暮らしができるの?

 

安全な暮らしをするには、知識が必要だと私は思っています。
と言っても、難しいことはありません。日々の買い物の中などで、ちょっとしたことを気にかけるだけで随分変わると思います。

そこで今回は、このブログでも何度も登場している表示指定成分について、簡単にまとめてみようと思います。

 

 

表示指定成分とは?全成分表示との違い

 

表示指定成分(旧指定成分)とは、主に旧厚生省(現:厚生労働省)がアレルギーや皮膚のトラブル、癌等を引き起こす可能性があると認定した102種類の成分と、それに香料を加えた103種類の成分の事を指します。

かつて103種類あった表示指定成分は、新たに追加されている成分もあり(年々増えてきています)、現在は約140種類ほどと推定されます。保健所に問い合わせた結果、薬事法が医薬品医療機器法に変更されたことで、そちらをくまなく探さなければ実際の数は出てこないということでした。

 

ところで以前は、製品の原料の表示には、この表示指定成分だけを書くスタイルでした。

表示指定成分

 

危険な成分だけを表示することで注意を促していたのですね。

しかし1980年に制度化されたこの制度は、1991年4月以降に廃止になりました。
それまではこの危険とされる表示指定成分だけ表示されていたものが、今では全成分表示に変更されたのです。

それまでは危険だと認められている表示指定成分のみの表示だったので、表示されているものは「すべて良くない成分なんだ」という認識で良かったのです。しかし全成分表示になったとたんに表示する成分の数の増加と比例して文字も小さくなり、どれが危なくない成分で、どれが危険な成分なのか、消費者には判断しにくくなってしまいました。

全成分表示

 

しかし、現在でも医薬部外品については、指定成分を表示するように義務づけられています。そしてその成分は現在約140種類あります。

 

対象 状況
全成分表示 化粧品等 規制緩和により製造に対する許可が廃止、自由に製造可能。代わりに全成分表示を義務付けられた。
表示指定成分 医薬部外品
(薬用化粧品等)
製造に対する必要な許可は予め取られているので表示指定成分だけの表示で良い。指定されている成分は約140種類。

 

医薬部外品とは一般の製品と医薬品の中間にあたり、医薬品程の効力はなくても、人体に何らかの効果のあるもののことを指します。

ですから当然製品には、体に良い有効成分が一つ以上含まれています。ですが、表示指定成分のような体に良くないかも知れない成分も同時に含まれているのです。医薬部外品を選ぶ際は、そのあたりも考慮しながら選ぶ方が良いかも知れません。

また、医薬部外品には決められた成分しか表示しなくて良いことに加え、キャリーオーバーがある場合があります。キャリーオーバーとは、表示義務がない成分のことです。表示されないので、私達が目にすることはありません。
(キャリーオーバーについて詳しくはこちらの記事へ↓
キャリーオーバーとは?表示を免除される成分たち

このように消費者に対して表示がわかりにくかったり、また知る由のない成分が含まれている場合もあることなど、成分表示に関してまだまだ納得のいかない部分もありますが、日本に住んでいる以上は日本の法律に従って生きていくしかありません。
そんな中でも力になってくれるのは知識だと思います。
まずは成分を確認する癖をつけるなど、できるところから始めてみると良いかと思います。

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