今回はお婆ちゃんの知恵袋的ないわゆる昔ながらの民間療法で、これは実際に効き目があったと個人的に実感したものをご紹介したいと思います。

私は子供の頃に関節水腫と言って膝に水が溜まったりしましたが、血行が悪くて冷え性だったからだろうと思います。関節水腫の他にも血行が悪くて起きる「しもやけ」にも毎年悩まされていました。

しもやけ

今では冷暖房がしっかりしている家が多いですから、しもやけで困っているという子供さんはあまり見ることがありません。

しもやけになると患部が痛くて、体が温まるととても痒くて、子供の私はとても辛抱出来ませんでした。痛みがあるのも辛いですが、痒みもそれ同様もしくはそれ以上に辛いかも知れません。
子供の頃は、「しもやけの薬が出来たらノーベル賞を貰えるはず」と思うぐらい、本当に悩んでいました…そんな子供の頃に知っていたら、と思った民間療法についてです。

特効薬はない まずは予防と烏瓜

しもやけには現在でも特効薬は出ていないようです。

とにかく血行が悪いことが一番の原因ですから、まずはしもやけになりそうな所は冷やさないようにすることが予防として大事です。
また汗をかいてそのままにしていたり、手を濡らしてきちんと乾かさないなど注意を怠ると、体温が下がってしもやけになりやすいので注意しましょう。

足の小指や手の小指、耳たぶなどにできやすいです。これらの部位のマッサージも良いようです。

 

ところで私もそうだったように、娘も小さい頃は毎年しもやけになっていました。
ストーブもほかほかカーペットもあるし掛け布団は温かい羽毛布団だし、私の子供の頃よりはるかにしもやけにならない条件が整っているのに、なぜか足も手も耳もしもやけです。
体質が似ているのでしょうか。注意出来る事はやっているのに、痛みと痒みでかわいそうでした。個人差があるのでどんなに注意していても、なる時はなってしまうのです。

その頃舅から「しもやけには烏瓜が良い」と聞いて野山に出かけて烏瓜を探してきて患部に塗りました。
烏瓜、今年も見つけたので写真に撮りました。こんな赤い実をしています。

烏瓜

畑の横に自生していたものです。この実を取ってきて中身を一日何度か直接患部に塗るだけです。
烏瓜では完璧に治ることはありませんでしたが、確実に症状は軽減しました。私が知る限りではこれが一番効果があります。(私も子供の時に知りたかったです)

後でインターネットで調べてみたら、ウィキペディアですがこんなことが書かれていました。

烏瓜、しもやけの薬
出典 Wikipedia

お爺ちゃん、教えてくれて有難うございます。確かに昔からしもやけの薬だったんですね。

また、しもやけはビタミンEの多い食品を食べると予防に良いと言われています。
ビタミンEの多いたらこや筋子、うなぎ、アーモンドやモロヘイヤ等を秋口から心がけて食べるのも良いでしょう。

ワセリン+ハンドクリームで対処

ちなみに娘は大人になってからもしもやけになりました。(今年です)子供の方がなりやすいもののはずなんですが…^^;
代謝が良いので足の裏にもよく汗をかくそうですが、その汗を放置していたら見事になってしまったようです。

烏瓜は塗るとベタベタになるのを娘は知っているので別の方法はないかと探し、ワセリンとハンドクリームを混ぜて塗るという方法を試していましたが(これでもベタベタになるのでは…^^;)
あっという間に治った!と喜んでいましたので、烏瓜が近所に生えていない方はワセリンとハンドクリームのコラボで対処してみるのも良いかもしれません。

烏瓜にしてもワセリンにしても、個人差はあるかと思いますが、改善が早いと実感する人もいるので、試す価値アリかなと思います。