冷凍うどんや冷凍ラーメン、冷凍蕎麦、冷凍パスタはいつ頃登場したのでしょうか。
それまでは麺と言えば生めんか乾燥のものでしたが、いつしか1食分の冷凍の麺がどこのスーパーにも並ぶようになりました。

 

 

一食分の冷凍麺はとても便利な食品です。
しかし添加物はどのようになっているでしょうか。

 

つゆいり冷凍うどんの「加工でんぷん」 に要注意

 

たとえば冷凍のうどんです。うどんの原材料は基本的には小麦粉ですから、本来添加物を入れる必要はありません。しかしこれがよく見ると、必要のない添加物が入っていることがあります。
実際に売られているものを見てみました。

 

 

こちらは油揚げとつゆが付いている冷凍きつねうどんです。
麺は小麦粉と食塩だけでなく加工でんぷんも使われています。

 

実は加工でんぷんが多く使われているものはあまり好ましくありません。

加工でんぷんはその名の通り化学的に処理し、加工したでんぷんのことです。

日本では食品扱いのものと添加物扱いのものの2種類があり、どちらも全く同じように「加工でんぷん」と表示されるので紛らわしいのが難点です。
添加物扱いの加工でんぷんは11種類あります。

 


出典 消費者庁 加工して作成

 

麺に使われている加工でんぷんは柔らかさのために入れているのか、増粘剤として入れられているのかカサ増しの為なのかは、表示だけでは分かりません。

食品扱いの加工でんぷんは、いくつかのブレンドかも知れませんし、いずれにせよ、どんなものが何種類入っているかは私たち消費者には分かりません。
添加物の加工でんぷんでも食品扱いの加工でんぷんでも、たくさん使われていたら要注意です。

EUでは添加物の加工でんぷんは、乳幼児向けの食品の使用量は5%以下と規制があるほどです。日本ベビーフード協議会でも同様の自主規制をしています。
危険性はそれほど指摘されていないかも知れませんが、規制があるということは、あまり好ましくないものなのだと解釈せざるを得ないと思います。



出汁の添加物

 

そして出汁を見れば、(現在一番多く流通している種類の話ですが)たん白加水分解物が使われています。健康に悪影響が出る可能性のあるクロロプロパノール類が入っているものです。他にも調味料(アミノ酸等)、香料、カラメル色素、くん液と添加物が目白押しでした。

 

 

うどんはどちらかと言えば胃にやさしいヘルシーなイメージでしたが、メインのうどんにも安全性に不安の残る加工でんぷんが使われ、出汁が添加物だらけなら、健康的なのかどうなのか考えてしまいます。

 

小麦粉と塩だけの冷凍うどん

 

同じ売り場には、つゆが付いていない冷凍うどんが並んでいました。そちらの原材料を見ると、うどん本来の原料である「小麦粉」と「塩」のみで出来ている商品でした。

 

 

冷凍うどんだとかなり日持ちもしますから、主食が足りない時などに活躍してくれますね。
お出汁は添加物入りの素を使うのではなく、昆布や鰹で自分で作れば好みの味付けになりますし、何より安心して食べられます。
添加物の入っていないだしパックなどを利用すると出汁をとるのも簡単ですから、お好みで使い分けてみてはいかがでしょうか。