ちょっと節分を先取りして、いつもうちにあるような食材で巻き寿司を作ってみました。
ほうれん草と干瓢がなかったので、近くのスーパーマーケットで調達しました。今回嬉しかったことは、漂白していない干瓢が手に入った事です。

漂白していない干瓢

無漂白のかんぴょう 原材料

干瓢は剥いて干したら出来ると思われがちですが、大体の商品は必ず漂白しています。

かんぴょう 原材料

どうせ調理すれば醤油の色も付くし漂白剤なんて使わなくても良いと思うのですが、消費者は白くて綺麗に見えるものを好むのか、メーカーが売れるようにとそうするのか、殆どの干瓢は漂白されています。

売り場には信濃雪さんの昔ながらの高野豆腐も並んでいましたので、そちらも購入しました。

消泡剤無添加 こうや豆腐 信濃雪

こだわりの一品 こうや豆腐 原材料

高野豆腐にも添加物が入る時代ですから、こういうこだわりの製品は本当に嬉しいですね。



どこにでもある材料で作る巻き寿司

今日作る巻き寿司は、昔母が作ってくれていたオーソドックスな材料のものです。

安全な手作り具材

高野豆腐に干瓢、だし巻卵とほうれん草、原木椎茸の干し椎茸を甘く煮たものが材料です。

巻き寿司の材料

どれも普通の調理法ですが、お出汁はちゃんと昆布とかつお節からとっています。

安全なこだわり調味料

味付けは目分量なのがお恥ずかしいですが、こだわりの調味料はこちらです。

料理酒

「花美蔵」は風味が出ますし、塩が入っていないので結構多めに使っても平気です。

花美蔵 料理酒 720ml<白扇酒造(株)>

みりん

みりんは本みりんだと飲めるほど美味しいのですが、たくさん使いたいので昔からある「味の母」を愛用しています。

米、麹、塩だけをじっくり発酵!製法特許の二段式による糖化工程

砂糖

ざらめは少しの量でも甘みが出るので最近はこちらを良く使います。

ミネラルたっぷりの安全農産の「ざらめ」
種子島生まれの砂糖

醤油

醤油は主人のお気に入り。安心安全ですし、いつもここの醤油は美味しいと言ってくれます。
教えていないのに、娘もやはり格別に美味しいからとこの醤油を愛用しているそうです。いつの間に…

海の精 生しぼり醤油 1L(1000ml)

寿司酢の配合もいたってシンプル

無農薬のご飯を炊いたら寿司飯を作ります。
砂糖は先ほどご紹介したミネラルたっぷりの安全農産のざらめです。

天日塩を沖縄の海水で溶かしてじっくり煮詰めた沖縄の塩、シママース。

青い海 シママース(沖縄の塩)

無農薬の米をたっぷり使った贅沢なお酢、飯尾醸造の富士米酢を使います。

純米富士酢【飯尾醸造】

今回、寿司酢に使った調味料は以上になります。

毎日のように使う調味料は、不要な添加物のないものが一番と考えています。
どれもミネラルがたっぷりで、酢は体に必要な酵素も摂れます。

海苔は頂き物ですので上ものです。そしてできあがった巻き寿司はこちらです。

手づくり巻き寿司

なんの変哲もない普通の巻き寿司ですね。
ちょっと切ってみたら、やはりどちらかと言えば地味かもしれません。

巻きずし出来上がり

早速主人がひとつ味見してくれました。
すぐに「美味しい!」
これが何よりの褒め言葉ですね^^

改めて感じた既製品との違い

家でお寿司は良く作るのですが、大体は手巻き寿司か鯖寿司。ちらし寿司、海鮮丼も良く作ります。(寿司好きの一家なんです)
どちらかと言えば巻き寿司はこれまであまり作りませんでしたが、今回改めて作ってみたら発見がありました。

まず、つい買ってしまう出来合いの巻き寿司は、味がかなり濃いという事を再確認しました。外食産業は一口食べた時に美味しいと感じるよう、濃い味付けをしたものが殆どです。

これは昨今塩分を摂りすぎている日本人には好ましくありません。特に 3才までの幼児には薄味を心掛けなければいけません。
本当のお出汁などの旨味を教えるにもやはり手作りが良いのだなと実感しました。食育はとても大事だと思います。

一工夫で楽ちん豪華料理

今日は 3本の巻き寿司を作りました。
具材を多めに作ったので、実は明日も寿司飯だけ作って巻き寿司にします。
巻き寿司は作る時は手間かなと思いましたが、具材を多めに作れば次の日にも活用出来ます。

親子で料理

同じ巻き寿司にするも良いですし、もっと細かく刻んで翌日は散らし寿司にすると目先も変わって楽しいですよね。
うちは今日一本は見た目が豪華な太巻き寿司にして、他はサラダ巻にするつもりです。1日めの「巻き寿司だけ」より、バラエティな感じになりそうです。

ちょっとの工夫で豪華に見えて、家族が喜ぶ安全なお寿司が楽しめます。
もうあちこちで恵方巻のチラシが貼られていますが、今年の節分は、健康的で安全な手作り巻き寿司をおすすめします。