キムチが好きで、よく食卓にあがります。
前に一度キムチのお話をしましたが、キムチは漬物の中でも特に添加物が多く、スーパーではなかなか買うことが出来ません。

キムチ

外食の時にキムチが出てきたらそんなことは気にせずに頂きますが、自分で買うのはちょっと怖いです。なので自分で作ることにしています。すごく簡単なんですよ。
今回はそのレシピのご紹介です。

市販のキムチの多くは添加物が豊富

レシピのご紹介の前に、市販のキムチの添加物の多さを確認しておきましょう。
一例ですが、次のような成分が入っています。

キムチ 原材料

食材以外では

たん白加水分解物、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、酸味料(酢酸Na等)、増粘剤(グァーガム、キサンタンガム)、着色料(パプリカ色素)、香料、くん液

など、添加物をはじめ気になる成分ばかりです。一括表示や国が危険だと認めている表示指定成分などが見受けられます。
キムチはとても体に良い発酵食品なので、積極的に摂りたいもの。しかし家で作った白菜キムチなどは酸化防止剤のような添加物は入れないので、どんどん発酵が進んでしまいます。

食べ切るまでに発酵が進みすぎて酸味が多くなり、風味も落ちてきます。
手間暇を考えると、白菜8分の1なんて量では作れず、せめて半玉か一玉作る事になります。

でも美味しく食べられる期間は決まってしまっているので、食べきるまでが大変です。
そこで、少量ずつ作れるように自家製キムチの元レシピを参考に、まずはキムチの素を作ることにしました!



キムチの素で作る手作り簡単キムチ

作り方

韓国粉唐辛子    1袋
にんにく 唐辛子と同量
お湯       適量

唐辛子とすり下ろしたにんにくを混ぜ、お湯を注ぎペースト状にする。

たったこれだけです。材料も作り方も非常にシンプルですね。一回作れば冷蔵庫で半年は持つそうです。
これを塩漬けした白菜やキュウリに塗るだけで良いなんてとても簡単ですね!

手作りキムチの素でキムチ作り!

まず、前日から白菜を塩漬けして置いたものを軽く水洗いし、ざるに入れて水気を切っておきます。

塩もみした白菜

海外食材を扱う店で購入した韓国製のとうがらしです。
細挽きと粗挽きを買っておきました。

韓国産 唐辛子粉 細挽き
韓国産 唐辛子粉  粗挽き
唐辛子

容器に唐辛子とおろしにんにくを入れます。
同量のにんにくのすりおろしを用意します。かなりの量のにんにくですね。

唐辛子とにんにく

二つを混ぜたら、お湯を少し入れてペースト状にしていきます。

キムチの元の作り方 レシピ

これを白菜の葉っぱの中にも丁寧に塗り込めば完成です。
でも今日は、冷蔵庫にあったキムチに向きそうな食材を追加することにしました。

基本のキムチの元に冷蔵庫の食材をトッピング

まずはアミ塩です。

アミ塩

分量は適当ですが、魚介類を入れると味が深くなるはずです。
あとは、野菜室にあった人参とねぎです。刻んで加えます(ニラがあれば入れたかったですね)

手作り白菜キムチ 具材

こんな風になりました。

キムチの元 アレンジ

何だか良い感じじゃないですか?より高級になった気がします^^
これを先ほどの白菜に丁寧に塗っていきます。一枚一枚の葉っぱの間に入れます。
ビニール袋の上で作業すれば、このまま空気を抜いて出来上がりを待つだけです。

味が同じになるなら手抜きでOK、丁寧にバットの上で作業なんてしません。
あくまで素早く洗い物が少ないように。主婦ですからね。

手づくりキムチ 仕上げ

あとはビニールの空気を抜いて口を縛って一晩は常温で置いておき、その後は冷蔵庫に入れて、一週間後ほどすると食べられます。

あとでリンゴのすりおろしも入れたら良かったとちょっと後悔しました。
リンゴはキムチには入れたい食材です。リンゴの酵素がキムチをもっと美味しくしてくれるはずですよね。

酵素シロップを少し入れても良かったと思います。よりキムチの酵素が多くなるからです。
まぁ反省点はあるにせよ良しとしましょう。

出来上がりに大満足

一週間後、でき上がったキムチをカットしてみました。

手づくりキムチ 完成

あっさりめでパクパクすすみます。もちろん美味しかったです。
この手作りキムチの素はとても重宝するレシピでした。あなたも是非トライして下さいね。