大人も子供も大好きなカレーライス。
かなりの頻度で食卓に上るご家庭も多いと思います。

カレーライス

市販のカレールーはどんなもので出来ているのでしょうか。カロリーが高いと聞きますが、本当でしょうか?今回はダイエットにも繋がる健康のお話です。

カロリー高すぎ、添加物も豊富

カレールーの原材料名を見てみましょう。

食用油脂(牛脂豚脂混合油、パーム油)、小麦粉、砂糖、食塩、でんぷん、カレーパウダー、脱脂大豆、チーズ加工品、ローストオニオンパウダー、はちみつ、ポークエキス、ごまペースト、粉乳小麦粉ルウ、トマト調味料、酵母エキス、バナナペースト、ココア、トマトパウダー、りんごペースト、全粉乳、たまねぎエキス、香辛料、ガーリックパウダー、ソテー野菜ペースト,しょうゆ加工品、ぶどう糖、チーズ

と、まだまだ原材料は続きます。
ここからが添加物のようです。

調味料(アミノ酸等)、着色料(カラメル、パプリカ色素)、乳化剤、香料、香辛料抽出物、(原材料の一部に鶏肉を含む)

以上です。いろんなものが入っているんですね。

原材料は入っている量の多い順に明記されます。という事はカレールーの中で一番多いものは食用油脂ということになります。
大体ですが市販されているカレールーのなんと約3分の1は油です。

100g当たりのカロリーは480~540kcalになります。
ルーは1かけらが約20gで一人前の量ですから、ルーだけで102kcalもある計算になりますね。
このカレールー102kcalを 運動などの消費カロリーと比較すると、ウォーキングなら39分、ジョギングなら23分、水泳なら15分の有酸素運動が同等になります。

カレーはこの他に肉などの具材も入りますし、作る際にまず油で炒めたりしますから、一食当たりのカロリーはもっと多くなるでしょう。それにも増してやはり入っている添加物も結構あるのが気にかかります。

 

調味料(アミノ酸等)、着色料、乳化剤、香料はどれも一括表示です。一括表示とは複数の添加物をひとまとめに表示することです。つまり一見4つの添加物に見えますが、実際は(少なく見積もっても)8種類以上の添加物が含まれているということです。
入っている添加物の数がどれほど多いかは消費者には分かりません。
(一括表示について詳しくはこちらの記事へ↓
一括表示とは!?知らずに健康を損ねる前に知るべきこと



カロリーと添加物が激減のダイエット向け健康カレールーは?

カレールーは固形の物でなくても、ペースト状や粉状の物も売られています。

カレーは元来、香辛料を粉にして具材と炊いて作るものです。
その粉を<粉→ペースト→固形>と加工していけばいくほど、添加物も比例して増えていきます。

カレールーをカレー粉にすれば一食当たり使う量は約3g、カロリーは15kcalにもなりません。添加物の事を考えてもカロリーの事を考えても、粉の方が良いようですね。(食べ過ぎには注意ですが^^;)

でも固形のカレールーは手軽で便利ですので、ご自分で添加物なしのカレールーを作るなら、良いレシピがありましたのでリンクを貼っておきます。

スパイスの饗宴 カレールーレシピ
出典 らでぃっしゅぼーや

手作りは安心安全で自分の好みの味に出来るのが魅力ですね。

おすすめの健康的なカレールー

また、ルーからの手作りはちょっと自信がない…という方には、こちらもお勧めです。

『カレーの壺』1瓶あればいろいろな料理が、驚くほど簡単に短時間でつくれます

チキン用、やさい用、シーフード用などがあります。
WWFでもオススメされていました。

WWF カレーの壺・チキン
出典 WWF

安全で美味しく、カロリーオフなカレーをぜひ作ってくださいね!