ベビー用品売り場はほんわか暖かくて、出産の予定がなくても、かわいいな~と思いながら見てしまう事があります。

赤ちゃんにとって一番大事な栄養源は母乳ですが、粉ミルクの人も母乳と混合の人もいるでしょう。
(母乳に付いて詳しくはこちらの記事へ↓
赤ちゃんには母乳と粉ミルクどっちが良いのか?母乳VS粉ミルク1

 

哺乳瓶

 

粉ミルクを使うと当然、ほ乳瓶を洗う作業が必要となります。

以前見た哺乳瓶洗いは哺乳瓶そのものを洗うものでした。
その内容がプールの消毒に使うものと同じだったのでびっくりしましたが、他を見ていると、哺乳瓶や野菜を洗えるものがありました。食品も洗えるってすごいですね。
(以前見た哺乳瓶洗いについて詳しくはこちらの記事へ↓
哺乳瓶専用のつけおき除菌洗剤が、プールの殺菌剤と同じ!?
この洗剤はどんな成分が入っているのか見てみましょう。



香料は本当に必要?わざわざ危険な成分を入れなくても…

 

哺乳瓶用洗剤 原材料

品名 台所用合成洗剤
成分 界面活性剤(14% ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル)、金属封鎖剤、安定化剤

 

となっています。合成洗剤とはっきり書かれていますね。メーカーのホームページを見たらもっと詳しく書いてありました。
成分名についてです。

 

界面活性剤(ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル)
金属封鎖剤(クエン酸ナトリウム)
安定化剤(エタノール)
界面活性剤(しょ糖脂肪酸エステル)
防腐剤(防腐剤)
界面活性剤(モノカプリル酸グリセリル)
香料(香料)

 

ショ糖脂肪酸エステルは摂りすぎると下痢を起こすと言われたり、催奇形性の疑いがあると言われたりすることもあるようです。
日本ではもう50年ほど使われてきた食品添加物で、JECFA(FAO/WHO合同食品専門家会議)では安全性は高いと評価されています。

モノカプリル酸グリセリルも比較的安全なようで、安心しました。

そしてポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルはかなり安全性の高い界面活性剤のようです。

 

実は合成の界面活性剤の全てが危険という訳ではありません。

 

よく合成の物は危険で天然が安全と思われがちですが、合成の物でも安全なものもありますし、天然成分でも危険なものはいっぱいあります。(例えば、保険金殺人に使用されたトリカブトやフグやキノコの毒は、天然であり危険な成分ですね)

「天然成分」の謳い文句に飛びつかず、天然と書かれた裏側に何が添加されているのか、また、合成の成分でも、人体や環境にどのような影響があるものなのか…
そういったことを気にすることが大切ですね。

さて話を戻して、引き続き成分を確認していきます。

クエン酸ナトリウムは酸化を防ぐ為のものでしょう。

エタノールは一般的に消毒によく使われているものですね。
エタノールは消防法により危険物第4類(アルコール類危険等級II)にもなっています。

 

エタノール

 

ですが引火するのは濃度の高いものなので、そういう意味での心配はなさそうです。
しかしアルコールのアレルギーのある方は、使用の際は一応注意が必要でしょう。皮膚からでも吸収するからです。
(皮膚から何かの成分が吸収されることを経皮吸収と言います。詳しくはこちらの記事へ↓
経皮吸収ってなに?日用品や化粧品が肌から浸透してるの!?

また、完全に洗い流せず哺乳瓶に残ってしまったら、赤ちゃんにアルコールが移行することになるので、注意が必要です。

 

その他にも、成分名までは書かれていませんが、劣化を防ぐ為の防腐剤がちょっと気になりますね。防腐剤の中に何が入っているのかまでは書かれていませんから…

香料は表示指定成分ですね。国が危険だと認めている成分です。
これは必ず入れなければならないモノなのでしょうか?
(表示指定成分について詳しくはこちらの記事へ↓
表示指定成分って何?医薬部外品に書かれる成分とは?

危険だとはっきり分かっている成分はわざわざ入れて欲しくはありませんね。
とくに赤ちゃんにはほんの少しの量でも影響は大きく出るので、香料はない方がいいと思います。

赤ちゃんは小さくて抵抗力も大人のようにはいかないところもあったりで、気をつけなければならない事は本当にいっぱいあるのです。



野菜洗いに合成洗剤は必要?

 

この洗剤は哺乳瓶と野菜も洗えるとなっています。
でも、野菜を洗うのに合成洗剤は必要でしょうか?水で丁寧に洗うだけではだめなのでしょうか。

水道水で洗うだけでも、野菜の皮が剝かれてきたりカットされた野菜だったら、そこから水道水に含まれている殺菌成分の塩素が入ってくることが分かっています。
(詳しくはこちらの記事へ↓
毒ガス発生の危険があったカット野菜。今は栄養の流出が心配

とすればこの洗剤を使ったなら、野菜のカットされた部分から、洗剤に含まれる成分が入ってくる不安が付きまとうのではないでしょうか?
合成洗剤が野菜の切り口から入ってくるのです。これは好ましくありませんね。

私は野菜や果物は、塩素の心配も要らない浄水器の水で洗うようにしています。

 

哺乳瓶の消毒には安心な熱湯消毒を!

 

ほ乳瓶を洗って消毒するとしたら、まず安全性のはっきりとした洗剤で洗った後、熱湯消毒するのが安全かと思います。

外科手術の時にメスやはさみを消毒するような感じですね。
これなら、安全性を確認しなくても危険性は全くありません。

 

ミルクを飲む赤ちゃん

 

愛するわが子を危険に曝さない為なら、熱湯消毒も面倒ではないでしょう。
可愛い赤ちゃんを大事に育ててあげてくださいね。