安心安全を求める人にとって、以前のカット野菜は次亜塩素ナトリウムで何度も殺菌された後にpH調整剤に浸されてシャキッと感を出したものであり、とても安心して食べられるものではありませんでした。

次亜塩素ナトリウムと言えば、漂白剤や学校のプールに入れる消毒薬と同じです。取り扱いにも十分な注意が必要な化学物質ですね。

そんな危険な化学成分の入ったものでカット野菜は消毒され、更にpH調整剤の入った水溶液でパリッとさせた上で袋詰めされ、スーパーやコンビニに並んでいたのです。しかも成分表示にはそれらの成分は載っていませんでした。

そんなあまり口にしたくない商品でしたが、最近は消毒の方法が進化していると聞くので調べてみました。

 

シャキシャキしている単品のカット野菜

 

近くの結構大きなスーパーマーケットです。以前よりカット野菜の売り場面積は増えているように思います。まず単品シリーズのこちらを見てみました。

 

 

成分表示にはこのように書かれています。

 

 

キャベツの方も原材料名が「キャベツ」となっているだけです。
次亜塩素酸ナトリウムは使われていないのでしょうか。また、pH調整剤は表示義務免除の加工助剤です。使っていても表示されていないだけということはないでしょうか。
(加工助剤について詳しくはこちらの記事へ↓
加工助剤とは?なかったことにされる添加物たち

確認の為にメーカーに直接電話で訊ねてみました。訊ねた内容はこの二つです。

 

*pH調整剤は使っていますか?
*消毒はどのようなものでされていますか?

 

5分ほどして折り返し電話を頂きました。
結論ですが、pH調整剤は使っておらず、ナノバブル洗浄で消毒しておりますとの回答でした。

担当者から直接の電話だったら詳しく尋ねるところだったのですが、オペレーターの人からの電話だったのでこれ以上は訊けませんでした。しかし後で調べてみたらナノバブル洗浄はどうやらこちらのようです。

 


出典 三菱電機

 

洗剤も使わずに細かい汚れまで取り除けるようです。
先日ヘアサロンで頭皮の洗浄で勧められましたが、どうやら理屈は同じようです。頭皮の毛穴の中まで汚れが取れると聞きましたが、この洗浄技術はそんな分野にまで使われているのですね。
これなら薬剤の心配がなくて安心ですよね。



ミックスされてるカット野菜は電解次亜水で殺菌

 

もう一社別のものを見てみます。こちらの原材料も野菜のみです。

 

 

こちらにも電話で確認を取ってみました。
ホームページを見たらこのように書かれています。

 


出典 株式会社アグリエイト | 京都ものづくり企業ナビ

 

こちらは最近多いと聞く電解次亜水で殺菌しているようです。電話には技術の担当者の方が対応して下さり、いろいろお話をお聞きすることが出来ました。

こちらでは7年ほど前まで何かと危険性が取りざたされる次亜塩素酸ナトリウムで殺菌をし、pH調整剤も使っていたそうです。それが時代の流れで、安全性を優先した水と塩だけで電解水にした電解次亜水での消毒を始めたと言います。

pH調整剤も使う事がなくなり、代わりにカット野菜を充てんする時に窒素ガス炭酸ガスの混合を入れているそうです。酸素が入っていると酸化が進みますが、窒素ガスと炭酸ガスなら酸素の入っている空気より劣化が多少遅くなると言っていました。

こちらも安全性において心配ないですね。

 

確か電解次亜水の消毒はコストが一番かからないと見たことがあったので、図々しくもそのあたりも訊いてみましたらそうでもないと仰ってました。(自分で質問しながら、コストを訊くあたり関西人になってきたなと思いました…^^;)

「また野菜のことで質問があればいつでもお電話ください。」とのお言葉をいただきました。

 

このような正直なお話しは気持ちが良いものですね。
健康的な暮らしへの想いから、様々なメーカーさんに電話で問い合わせをさせていただくことがありますが、担当の方も安心安全が根底にある製品ならば、電話でもこのようなやり取りが出来ますね。(製品にやましさのあるメーカーさんとのお電話は、問い合わせてしまって心苦しくなることもあります)

どんな食品も日用品も、こんな会話ができる製品ばかりだったら嬉しいなと思う今日でした。