日ごろから食品・日用品の安全に注意していますが、もちろん外食もしますし、主人が食べたいと言ったものは、添加物が多少入っていても買うことにしています。
安全に拘るのはもちろん良い事だと思いますが、それ以上に精神的にストレスを持たないのはもっと良いと思うからです。

実際に気持ちは体に大きく影響を与えているようで、医学的な観点からも研究されています。
今回は病気と気持ちの関係性についてです。

【一番大きな病気の原因】65%は気持ちが原因

10年以上前でしょうか。
ヒットした本で新潟大学の教授の阿保徹先生の「免疫革命」の中に、免疫の低下が病気になる原因であり、最も体に良くないと書かれていました。

免疫革命 [ 安保徹 ]

この中で病気のモトである免疫低下の原因は、病原菌やウイルスや、酒・たばこ・有害成分…色々ありますが、一番大きなものは気持ちの部分であり、ストレスが一番大きいと書かれていました。
免疫に作用するとされる気持ちの部分は、実に病気になる原因の65%を占めると講演会ではよく仰います。病気の原因の65%が気持ちだとは驚きですね。

まったく農薬も掛かっていない野菜と添加物の入っていない食材だけで、毎日本当に良い食事をしていても病気になる可能性はあり、その65%は人生に不平不満を強く持っていたり、ストレスを感じることが原因となるそうです。

逆に多少は添加物や農薬を摂取していても、心も明るく、生きている事を前向きに捉えている人は、病気になりにくいという事だそうです。



笑うとどんどん増えるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)

不平不満、心配、悲しみ、怒り等のマイナスの気持ちを持たずに笑って過ごすことは病気のリスクを減らすだけでなく、実際に病気を持っていたとしても、病気の数値がどんどん健康的な数値に近づくことが知られています。

実はがん細胞は健康な人でも一日に3000~5000個発生していると言われています。しかしNK細胞が有効に働いている力が大きく、癌にはならないのです。
笑うと短時間で癌に対抗する力を高め、免疫も正常に働く即効力があるとされています。

特に大笑いすると体内の免疫を上げるNK細胞(ナチュラルキラー細胞)がどんどん増え、癌細胞等をやっつけてくれることが分かっています。「免疫革命」でもはっきりとそのように書かれています。

免疫革命 ガンは笑って治そう
出典 免疫革命 [ 安保徹 ] 加工して作成

病気は歳を重ねるとどんどん増えてきます。反対に小さな子供は病気にはなりにくいものですね。
人は成長するにつれて、理性や恥など色々な感情が出てきますが、小さな子供はところ構わずに大きな声で笑います。毎日何度も何度も、病気にならないNK細胞を出しているのです。

笑う子供

私たち大人はどうでしょう。
今日一日振り返って、いったい何回笑ったでしょうか。

「免疫革命」の実践編では、笑いで病気が治ると断言しています。
漫才や落語などで思いっきり笑うのは、健康な人なら病気の予防に、病気を持っている人なら病気の治療も良いとされているのです。

落語家であり医師でもある立川らく朝さんは、健康落語で様々な病気のネタを取り上げておられます。オリジナルの落語でとても面白いので、よければぜひ。
こちらの糖尿病ネタも面白いですよ。

マイナスの気持ちを持つのは、決して良いことではありません。
自分も周りの人も、楽しく明るい方が気持ちがいいですよね。

笑って楽しんで病気予防、治療になるなら言うことないですね。