飲食店などではお水と一緒におしぼりが出てきます。布のおしぼりの時もありますが、不織布のウエットティッシュの時もありますね。
湿っているからこそおしぼりなのですが、カフェやお弁当に付いてくるもの、スーパーなどで買うウエットティッシュは、乾いているものを見たことがありません。

ウエットティッシュ

布なら長い時間放置すれば乾燥するのに不思議ですよね。中身は水だけじゃないのでしょうか?

調べると、体内に病気の元をため込んでしまうような成分が入っていました。

ウエットティッシュには不織布が使われている事が多いです。
水を主成分として、その他にカビなどの繁殖を抑える目的で防腐剤、手荒れ防止の為に湿潤剤・保湿剤、油脂除去のためにアルコール・洗浄剤等を含んでいるものを総称してウエットティッシュと言います。
では実際に売られているものを見てみましょう。



内容成分が分かりにくいウエットティッシュ

テレビでもCMしているような有名メーカーのウエットティッシュです。
かつては円柱型で引っぱり出すタイプが主流でしたが、今はたくさんの種類がありますね。

円柱型ウエットティッシュ

形だけでなく種類も豊富です。
除菌が出来るものから、アルコール入りや無しのもの。99%が純水で肌に優しいものなど…

まずは99%純水で出来たというものを見てみると、いくら調べても99%純水でアルコールと香料が無添加という事だけで、他の成分の表示は見つかりません。
あとの1%はどんな成分なのでしょう。

別の似たような製品の、アルコール配合の99%除菌の商品も気になります。
こちらもアルコールが入っている事しか内容成分が分かりませんでした。なぜ表示がされていないのでしょうか。

【確認】メーカーに問い合わせ

メーカーさんに訊いてみました。
今回質問したメールはこちらです。

ウエットティッシュ問い合わせ

お早い返事をいただきました。こちらです。

ウェットティッシュ 問い合わせ 返事

99%純水でアルコールも入っていない、肌に優しいと謳われているウエットティッシュに入っていたものはプロピレングリコール、安息香酸、EDTA-2Na(エデト酸塩)等の、国が危険だと認めている表示指定成分でした。表示指定成分とは旧厚生労働省が石油化学成分の中で、皮膚障害や発癌性などの有害性があると認めたもののことです。
しかも殺菌の為に入れられているベンザルコニウムクロリドはアレルギーを引き起こすと言われています。(詳しくは下記リンクより記事後編をご覧ください)

水を除けばたった7つしかない成分の内の4つが危険成分です。
肌に優しかったはずではないの?と怖くなりました。

次回はこの4つについて詳しく見ていきます。
ウェットティッシュの成分は水だけ?なぜずっと湿っているのか 後編