真っ白いご飯も美味しいですが、炊き込みご飯も美味しいですよね。
母が亡くなった時まだ中学生だった私は、よく炊き込みご飯の素のお世話になりました。

炊き込みご飯

今では自分で炊き込みご飯を作りますが、昔よく買っていた炊き込みご飯の素を今回は調べてみましょう。

発酵調味料の中身は?

炊き込みご飯の素 原材料

原材料名 野菜(にんじん、ごぼう、たけのこ、しいたけ、ひら茸、わらび、きくらげ)、こんにゃく、味付鶏肉(鶏肉、コーンスターチ、食塩)、油揚げ、 砂糖、発酵調味料、チキンエキス、食塩、豆腐用凝固剤
だし  しょうゆ、食用動物油脂、 砂糖、 かつおエキス、 食塩、こんぶエキス、水あめ、発酵調味料、香味油、チキンエキス、削り節(さば、むろあじ、そうだがつお、かつお)、酵母エキス、調味料(アミノ酸等)、アルコール、酸味料、乳化剤


炊き込みご飯の中でも五目御飯の素ですから、原材料はたくさん入っていますね。家で作るとしたらこんなに材料を揃えるのは大変です。

原材料の発酵調味料がどんなものかは訊いてみないと分かりません。
メールで問い合わせてみました。

炊き込みご飯の素についてメーカーに問い合わせ

翌日に返事は来たのですが、発酵調味料の中身については「申し訳ございませんが配合に関する内容はお答えできません」という事でした。
メール内容は転載NGとなっていたので、載せる事は差し控えます。企業秘密ですね。不健康なものじゃなかったら良いのですが…

以前、安全な乳製品を製造している木次乳業のアイスクリームに香料の文字があった時に、メールで問い合わせをした事がありました。
その時の返事のメールはこちらですが、きちんと回答があった上に、天然香料であって合成香料ではないことがはっきり書かれていました。

木次乳業 問い合わせの返事

発酵調味料の中身は企業秘密で答えられなかったとしても、全て天然由来のものですとか、割合は教えられませんが動植物由来のものですとか、何か一言教えてもらえたら良いのになと思います。
少しもそう書けないのは、「言い辛い成分の入った発酵調味料なのかな」と考えてしまいますもんね。



見た目以上の添加物が含まれる可能性

また、別の袋に入れられている出汁にも注目です。

出汁にこだわったこの商品にも調味料(アミノ酸等)、アルコール、酸味料、乳化剤の添加物が入っています。

調味料(アミノ酸等)、酸味料、乳化剤は、どれも一括表示です。表示されている名前は1つでも、最低2つ以上の複数の成分を組み合わせ、まとめて表示することを一括表示と言います。見た目は3つだけの添加物に見えても、いくつの成分が入れられているかは不明です。
(詳しくはこちらの記事へ
一括表示とは!?知らずに健康を損ねる前に知るべきこと

一括表示 例

調味料(アミノ酸等)などは、現在56種類の成分をまとめて「調味料(アミノ酸等)」と表示して良いようになっています。どの添加物をいくつ組み合わせているかは、各メーカーに訊いてみないと分かりません。しかし訊いてみたところで、企業ノウハウで教えて貰えないというのが一般的です。

安心できる炊き込みご飯の素

炊き込みご飯は美味しいですが、正直作るのがちょっと面倒なメニューですよね。
先日買い物に行ったスーパーマーケットでは、こんな炊き込みご飯の素を置いていました。鶏五目飯です。美味しそうですよね^^

鶏五目御飯

原材料も調味料も普通に家にあるものと同じですし、答えられないような発酵調味料や添加物も一切入っていません。これなら安心して使えますね。

手抜きで簡単!炊き込みご飯を手軽に何度も作る方法

忙しい時は、添加物の心配のない安全な炊き込みご飯の素があると便利です。
それでも何とか少しでも手抜きしたい時、私がやる手抜き法です。

手作り炊き込みご飯

鶏の炊き込みご飯や五目御飯のような具材なら、一度具材を炊いて冷ましたものを研いだお米と合わせて炊き込みご飯にするという方法があります。
その作り方をする時は、具材をいつもの倍の量で作ります。そして半分はその日のメニューに、もう半分を冷凍しておきます。

出かける用事があったりした時、冷凍した炊き込みご飯の具材を冷蔵庫に移してから出かけ、帰ってからお米を研いで具材を入れてスイッチオン。
手抜きでも立派な夕飯になりますよ。

ちらしずしの具材なども同じく冷凍できます。
保存料などの添加物が入った物を利用するより、こちらのほうが安全で、ご自分のお家の味を食卓にあげられますよ。