タバコは1本吸うだけでも常習性?添加した有害成分で依存確定

病気の原因のひとつに、飲酒や喫煙は必ず出てきます。お酒は古来の製法のものに限り、ほどほどであるならば様々な効果効能もあって健康に寄与する嗜好品です。
しかしながらタバコはどこを探しても、たった1本であったとしても、健康に良いとは出てきません。

 

たばこ

 

しかもタバコは自身だけでなく、タバコを吸わない人にまで受動喫煙で健康被害が出てきます。タバコに関して日本の規制は十分でしょうか。

 

 

日本は有数のタバコ消費国

 

少し前ですが、WHO(世界保健機関)がタバコについてデータを纏めています。
世界的に見て日本はタバコの消費量が多い国です。

 

世界の紙巻たばこ消費量(15歳以上1人当たり年間消費本数)
出典 公益財団法人 健康・体力づくり事業財団

 

タバコの銘柄にもよりますが、タバコの価格は各国かなり差があります。税率も高い設定になっているところが多いです。日本においてもタバコの内訳は60%以上が税負担額になります。

以前ニュージーランドの友人宅に行った時に、「空港のゲートを出る前に○○のタバコを買えるだけ買って欲しい」と頼まれたことがありました。

ニュージーランドでもタバコに占める税率が高く、ゲートを出るまでならTAXが掛からないのが理由でした。
当時もニュージランド国内だと、タバコ1箱は日本円で700円以上になりましたから、安く買えて嬉しいと言われたことを思い出します。
当時ニュージーランドの平均所得は日本より少なかったと記憶していますから、あのタバコはニュージーランドではかなりの価値だったと思います。

タバコの価格はその国々の所得も関係するので、一概に比較は出来ません。

しかし現在の日本のタバコは、半分以上が税金とはいえ、それでも他の国よりも買いやすい価格設定であることは確かです。

タバコ

立ち遅れているタバコに関する法律

 

日本では成人にならないとタバコを購入できません。
また日本で販売されているタバコのパッケージには、タバコは健康を害しますというような文言が印刷されていると思います。

しかし諸外国と比べても買いやすい価格帯であることや、学校教育や社会的通念を見ても、タバコの対しての認識が薄いように感じられます。

そのタバコについて、法の規制やタバコ対策の推進を推し進めようとする動きもあります。
国立保健医療科学院生活環境研究所による2015年に出された「たばこ規制枠組み条約に基づいたたばこ対策の推進」には、タバコの健康被害や規制の甘さが指摘されています。

 

タバコ 規制
出典 国立保健医療科学院ホームページ 加工して作成

 

たばこに使われている無数の有害化学物質

 

一般的に知られていないのではと思うのは、健康に影響するのはタバコに含まれている有害化学物資も関係しているという点です。
タバコが体に悪いのは、単にニコチンとタールだけだと思っている人も多いのではないかと思うのです。

確かにタバコの上位生産国であるインドネシアでは、ニコチンによる健康被害が注目を集めています。ニュースで聞いた限りでは、家族経営で休学や退学をして家の手伝いをする子供たちが主な被害者のようです。
素手でタバコの原料となる葉を扱うことで、手からニコチンが吸収され、吐き気などを催すグリーン・タバコ病という健康被害が出ているのです。
(皮膚から何らかの成分が吸収されることを経皮吸収と言います。詳しくはこちらの記事へ↓
経皮吸収ってなに?日用品や化粧品が肌から浸透してるの!?

しかしタバコの怖さはニコチンやタールだけではありません。
近年の日本のタバコには、想像を絶する数の化学物質が使われています。

こちらはほんの一例です。この後にまだまだ有害化学物質が続きます。

 

たばこ 有害化学物質リスト
出典 国立保健医療科学院ホームページ 

 

タバコには依存性を高めるための化学物質をはじめ、消費者が好むような香り付けの為の化学物質や、喉の通りをよくする化学物質が添加されています。
これではタバコを吸っているのか、化学物質を吸っているのか分かりません。

またタバコに使用されている化学物質は火をつけて煙となった際に、また異なる有害化学物質に変化することも極めて危険だと言わざるを得ません。

 

タバコ 煙に含まれる有害化学成分
出典 国立保健医療科学院 加工して作成

 

喫煙者もそばにいる受動喫煙者も危険が及ぶのは明らかです。

海外ではタバコに関しての法律の規制や、タバコを自粛させる活動が行われています。

日本ではどうかというと、アニメや漫画においてタバコを吸うシーンが少なくなった程度で、タバコの箱の側面に「喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。・・・」等の警告が書かれているだけです。
大々的な規制は遅れているのが現状と言わざるを得ません。

 

たばこ 煙

 

化学物質が含まれる日本で流通するその他の製品は、いずれもメーカーの想定外の使い方をした時に危険な場合があると言うのが普通ですが、タバコはメーカーの予想した使い方をすれば病気や死の原因になる、唯一の消費生活用製品でもあります。

現在のタバコは、ニコチン、タールだけで常習性が生じるかつての嗜好品ではなくなっています。多くの有害化学物質によって、有害性と依存性、そして魅惑性が早く表れる危険なものになっています。

法の制定も早急にして貰いたいものですが、私たちの大事な子供達にはタバコに誘惑されないように、十分指導していくべきではないでしょうか。







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