夕飯は和食が多い我が家ですが、お昼は洋食も作ります。洋食と言ってもソースで簡単にしたくて、焼きそばやコロッケだったりします。そんな時に悩むのがソースなのです。
コロッケにはとんかつソース!と思いつつ、他のお宅では何をかけているのか気になります。
そこでソースを調べていたら、添加物がかなりの量入っていることがわかました。
まずはソースの定義を見てみましょう。
ソースの定義
農水省の中にウスターソース及び中濃ソース、とんかつソースの定義があります。ウスターソースの定義はこちらです。
出典 農林水産省
簡単にまとめてみると、野菜、果物からの抽出物に味をつけ、でん粉、調味料で調整した茶系色の液体をウスターソース類とするようです。
そのソースの粘り具合でウスターソースになったり、中濃ソース、濃厚ソース(とんかつソースはこの部類)に分けられるようですね。
添加物についての規格は?
基本的なウスターソースは、野菜などの含有量、塩分量等々が決まっており、原材料も下記以外は使ってはいけない決まりのようです。
この9つの原材料しか使えません。
そして使っても良い食品添加物はこちらです。
種類としては8つだけ、決められた添加物を使っても良いのですね。
8つの中に各々たくさんの種類の添加物があるわけですが、数が多いので成分名をすべて書くのは控えておきます。
一つの表示に複数の成分が入っている
農水省によるとソース類の増粘剤は決められた成分ならばいくつ入れても良いことになっており、表示には増粘剤とだけ書かれます。
調味料もL―アスパラギン酸ナトリウム、DL―アラニンなど、12種類の添加物の中から7つ以内ならどれを使っても構いません。こちらも一つの名称にまとめられ、調味料とだけ表示されます。
出典 農林水産省 加工して作成
一般のとんかつソースの瓶には、これをはるかに超える数の添加物が入っていることもあります。
これでは野菜、果物が基本のソースを食べているのか、添加物を食べているのか、一体何を食べているのか分かりません。
原点に返り、食品添加物は食品でない事を再認識する必要があるかもしれません。
安全なおすすめソース
お好みソース…光食品株式会社の中濃タイプ
光食品株式会社の中濃タイプのお好みソースです。
原材料はどれも安心できるものばかりです。
反対側にはソースのこだわりが書かれています。
味も優しくて好きですが、価格も気に入ってます。360mlで300円代です。この内容でこの価格はかなり安いです。
とんかつソース…大洋産業株式会社のパパヤソース
とんかつソースとして使っているソースは、大洋産業株式会社のパパヤソースです。表のパッケージに原材料が書いてあります。
パパヤソースのこだわりはこちらです。
とてもシンプルな原材料ですね。こちらも安心できる原材料ばかりです。
甘めの濃厚ソースでこちらも気に入ってます。お値段も300mlで300円程と良心的で嬉しく思います。
パパヤソース
国が食品添加物を認可しているからと言ってそれを駆使して安全性を考えない一般のソースと、安全性にこだわり長く作り続けてこられた美味しいソース。
私は安全性を重視したメーカーさんに拍手を送りたいです。