先日ドラッグストアに行った時です。ベビーフードのコーナーがありました。
昔は瓶詰ぐらいしか見ませんでしたが今はレトルトもあるのですね。パッケージはとても立派で、レストラン顔負けの美味しそうなお料理です。
どんな原材料が使われているか気になり、3つほど見てみました。
赤ちゃんの健康を害する添加物など入ってはいないでしょうか?
豪華メニューの離乳食
ひとつ目の野菜・肉煮物です。
ふたつ目はカレー味のハンバーグです。
みっつ目はクリームシチューです。
どれも色々な材料が入っていて、赤ちゃん用なので薄味となっています。最近の離乳食の進歩はすごいですね。
こちらのメーカーさんの離乳食はほとんど添加物が入っていませんでした。どう見ても有害だろうと思われるような添加物も見当たらずほっとしました。
細かいことを言うなら原材料の産地はどこなのか、調味料の醤油や砂糖や塩は昔ながらの無添加のものであるかなど、気にする人もいるかもしれません。でもお出かけの時や忙しい時には十分重宝するでしょう。
使用量の制限がある唯一の添加物
ひとつだけ気になったのは、この3つの離乳食に共通して使われている添加物の増粘剤(加工でん粉)です。増粘剤ですから、とろみをつけるために入れられている添加物です。
元がでん粉なので取り立てて高い危険性があるものではないですが、EUでは乳幼児向けの食品には使用量の規制が設けられています。
出典 厚生労働省 加工して作成
また、日本ベビーフード協議会も自主基準を設定しています。複数の加工でん粉を併用する場合、その合計値が5%を超えてはならないとしているのです。
EUより規制の緩い日本でさえ加工でん粉に制限があるということは、やはりあまり体に良いとは言えない添加物だと見るのが自然ではないかと思います。
やはり離乳食はできるだけ手作りにした方が良いようです。一番安心なのは自分で作る愛情たっぷりの離乳食ですよね。
赤ちゃんの食べる量はほんの少しです。毎日のように作る大人用のおかずの具材を薄味にして潰すだけで十分でしょう。
レトルトはあくまで忙しい時などの非常用だと思います。
自分たちのおかずを少し取り分けて、安全な離乳食を食べさせてあげて下さいね。