そろそろらっきょうがスーパーや八百屋さんの店先に並び始めます。
我が家ではらっきょう漬けを毎年手作りしています。手作りなら原料から拘れるので、安心して食べることができます。
一方市販のらっきょう漬けは添加物が少ないように見えるのですが、実は多くの添加物を使っている可能性があります。
見た目より多い添加物
市販されているらっきょう漬けにはどんな原材料が使われているのでしょうか。
漬け原材料(砂糖、食塩)、酸味料
らっきょう漬けの原材料はシンプルです。
しかし原材料を安くしようとすると、やはり中国のらっきょうになりますね。
このらっきょう漬けで気になるのは酸味料です。手作りならここは酢を使うところですが、添加物である酸味料を使っています。
酸味料と一言で書かれていても、これは複数の添加物をひとまとめに表示する一括表示というものなので、「酸味料」と書かれた中に何がどれだけ使われているか私たち消費者には分かりません。
少なく見積もって、「酸味料」の中に最低でも必ず2つは添加物が入っています。思っていたよりも多くの添加物を摂取することに繋がるのです。
(一括表示について詳しくはこちらの記事へ↓
一括表示とは!?知らずに健康を損ねる前に知るべきこと)
複数の添加物を摂るというリスク
酸味料として使っても良い添加物は24種類あります。
出典 消費者庁 加工して作成
そしてこれ以外にも赤のアンダーラインの部分に書かれているように、別添1という資料に既存添加物名簿収載品目リストというものがあります。ここには365種類の添加物が載っており、そこに酸味料と記載されたものも酸味料として使える事になっているので、もっと多くの添加物が使用可能です。
一括表示をしていいものは乳化剤や香料、光沢剤など、他にも沢山あります。
これらは全て、幾つの添加物が入っているのか私たち消費者には全く分かりません。
添加物は安全性がはっきりしておらず、複数組み合わされたそれらを同時に摂取した場合に将来体にどう作用するのか、解明されていません。添加物が原因となり、いつどんな病気になるかもわからないという不安があります。
出典 食品・化粧品危険度チェックブック 加工して作成
複数種類の添加物が体内で混ざり合った時、また長期にわたってそれらを摂取し続けた時にどう体が反応するのか、まだ誰も調べ切れてはいないのです。
不安が残るものならば、なるべく口にしない方が良いのではないかと思います。
らっきょうは手作りが一番安心で美味しい
らっきょうはやはり「らっきょう漬けの素」のようなものは使わず、昔ながらの手作りが一番安全で美味しいですね。
簡単らっきょう漬けレシピ
材料 らっきょう・・・1キロ
塩・・・・・・・30~50g
砂糖・・・・・・450g
酢・・・・・・・500g
水・・・・・・・150g
鷹の爪・・・・・2本
土付きらっきょうの両端を切り取り、水を何度か変えながら汚れを取ります。
ざるで水気を切ったらっきょうに塩を万遍なくふりかけ、一晩置きます。(出てきた汁は捨てます)
残りの調味料をすべて広口瓶に入れて砂糖が溶けたら、水気を切ったらっきょうを入れるだけです。(洗いらっきょうなら混ぜ合わせた調味料に入れるだけですよ)
早ければ1週間ぐらいから食べられます。新しいカリカリの食感がたまらない一品です。