今日の夕飯はチキンカツです。ところでふと思ったのですが、何気なく使っているパン粉。
ほとんど成分表示を見たことがありません。
原材料はどうなっているでしょうか。
パン粉にまさかの添加物
以前買ったものと、残り少ないので新たに購入したものがありました。
こちらは以前に買ったものの成分表示です。
ちょっと疑問がありますね。
小麦粉とイーストと塩はなんとなくわかるのですが、他はどうして入れているのでしょうか?
諸外国では使用制限付きの危険成分も
植物性ショートニングはトランス脂肪酸が含まれているので、心臓や血管系に良くないと分かっている物質です。
海外では使用を制限する国もあるほどの危険な成分となっています。しかし日本ではまだ規制されてはいません。
(トランス脂肪酸について詳しくはこちらの記事へ↓
トランス脂肪酸はどう悪い?摂りすぎか食品チェックが必要かも)
ぶどう糖は味付けの為に入れているのか…砂糖の代わりなのか理由は分かりません。
大豆も何の為に入れているのでしょうか?小麦粉より安いのでかさ増しとして入れているのでしょうか。
こんな事はメーカーに訊いてもなかなか答えてはくれません。
16種類の化学物質からいくつか組み合わせたイーストフード
イーストフードは名前からのイメージだとイースト菌の餌のように思えます。しかしながら、これはれっきとした化学物質の混合の物を指します。
複数の添加物を1つの名前でひとまとめに表示ができる添加物なので(一括表示と言います)、16種類ある添加物の中からいくつ入れても「イーストフード」とひとつの名前で表示して良い事になっています。
(一括表示について詳しくはこちらへどうぞ
「保存料不使用」は本当?一括表示で消費者を欺く法の裏ワザ)
イーストフードに使っても良い化学物質はこの16種類です。
塩化アンモニウム
塩化マグネシウム
グルコン酸カリウム
グルコン酸ナトリウム
炭酸アンモニウム
炭酸カリウム
炭酸カルシウム
硫酸アンモニウム
硫酸カルシウム
硫酸マグネシウム
リン酸水素二アンモニウム
リン酸二水素アンモニウム
リン酸一水素カルシウム
リン酸二水素カルシウム
リン酸三カルシウム
焼成カルシウム
この中から何種類かを選び、ビタミンCや酵素剤と一緒にして膨らませます。
本物のイーストより合成の化学物質の方がはるかに簡単で安くて時間短縮ができて、企業にすれば儲かるありがたい物質なのです。
V.C(ビタミンC)は合成の可能性
そして最後のV.Cですが、イーストフードでパン粉を作る為なのか保存料の為に使うのかは分かりません。
パン粉は値段の安い食材ですから、V.Cと言っても私たちが想像するレモンを絞ったような天然の物からは抽出していない事は確かです。
V.Cと化学物質の配列がそっくりな合成のアスコルビン酸を使っているか、トウモロコシ等のでん粉から化学的に作っているか、食品業界でよくある様々な物質を組み合わせてV.Cと表示しているかのいずれかかと思われます。
パン粉には添加物なんてないと思い込んでいましたが、ちゃんと調べるとがっかりの内容でした。
これなら安心 健康的で安全なパン粉
もうひとつ今回買っていたパン粉は
食品だけで作られた理想的なパン粉です。添加物がなく、小麦粉とイーストと食塩しか入っていません。
パッケージには
と記されており、小麦粉も国産で遺伝子組み換えやポストハーベストの心配もなさそうです。
こちらは桜井食品で購入したものでした。
桜井食品には他にも色々な食品の取り扱いがあります。
ついついポチしたくなる、おすすめの安全な食品メーカーです。