ペット用ノミ取り首輪の副作用は?愛犬の健康を守るために

これから徐々に暑くなってきます。気温が上がると虫が出てきます。人間でも嫌なものですが、犬や猫にとっても嫌なものです。
特に家の中ではなく外飼いの犬には、ノミ、ダニの心配があります。
ノミ取りのフロントラインはフィプロニルというヨーロッパでは禁止されている農薬が主成分です。
(詳しくはこちらの記事へ↓
犬のノミ・ダニ駆虫薬は神経毒性?使う前に知ってほしいこと

ノミ取り首輪

あの首輪の成分は一体何なのでしょうか?

 

 

農薬が主成分の犬のノミ取り首輪

 

有名なメーカーの物がふたつ並んでいたのでどちらも見てみました。

 

ノミ取り首輪 原材料

効能効果 犬又は猫のノミの駆除、蚊の忌避
有効成分 フェノトリン(ピレスロイド系)、 ピリプロキシフェン(ジフェニルエーテル系)

 

と書いてあります。どちらのメーカーの物も内容成分は同じです。

フェノトリンピレスロイド系の合成の農薬のひとつで、主に害虫に対して使われます。
ちなみに厚労省や〇〇省などと管轄が変わるだけで、このフェノトリンは化粧品、医療品、農薬などに姿を変えていきます。同じ成分なのに、その用途は多岐に渡るのですね。

 

エムペントリン 用途 殺虫剤 ピレスロイド
出典  東京都生活文化局消費生活部 加工して作成

 

管轄が違っていても、ピレスロイド系の薬剤がシロアリにも使われると聞いただけで、犬に使っても大丈夫だろうかと心配になります。

殺虫剤を販売するメーカー側は、ピレスロイド系の殺虫成分は虫に効果がある一方、人や動物の体からは早く排出されるため、安全性が高いと言っています。

当然ながら、100%安全と言い切ったりはしていません。安全性が高いとしているだけです。逆に見ると、少しは危険性があると認めているということになるのではないでしょうか。

 

有効成分ピリプロキシフェン

 

もう一方の有効成分ピリプロキシフェンの、ラットを用いた急性経口毒性試験及び急性経皮毒性試験では、歩行困難や死亡という症状が観察されました。

 

ピリプロキシフェン 急性毒性試験結果
出典 食品安全委員会 加工して作成

 

ビーグル犬を使った慢性毒性試験でも、嘔吐や下痢、肝臓への影響が見られたようです。

 

ピリプロキシフェン 慢性毒性試験
出典 食品安全委員会 加工して作成

 

このビーグルの試験の後に同じように慢性毒性試験が繰り返されていますが、結局は毒性学的な変化は認められず、無毒性量は雌雄 とも 10 mg/kg 体重/日である。と結論付けられています。
しかしラットの試験で現れた症状や、一度目のビーグル犬の試験で現れた症状、どちらにも不安が残ります。

またピリプロキシフェンは畜・鶏舎内やその周辺のハエ等の駆除などにも用いられる成分ですが、使用上の注意として、家畜には直接かからないようにとの注意書きがあるものです。濃度の違いはあると思いますが、ノミ取り首輪の成分と全く一緒だということに不安を感じます。
家畜にかからない様にするべき成分が、ペットに使われるというのは理解に苦しみます。

 

ノミ取り首輪で愛犬が嘔吐。我が家の実例

 

もう10年以上前の事ですが、以前飼っていた愛犬にこの手の首輪を使った事があります。
体重に相当するものを着けるのですが、体格の大きな子でしたので、初めてつけた時は何だか臭い嫌な匂いがするなと思いました。でも初めてなんだし、慣れてないだけかなと思っていたのです。

しばらくすると元気だった愛犬が、朝食べたフードを全部吐いてしまいました。

その時何も他に変わった事はしていなかったので、原因はこの首輪しか考えられず、慌ててノミ取り首輪を外すとその後は元気になりました。

病院で診て貰ったわけではないですが、これは犬の自然な反応なのではと思います。使われている薬剤が体に影響したのだろうと推測されます。

これからの時期、害虫は気になりますが、最近のペットは皆清潔にしていますから、よほどの事がない限りはノミやダニがつくこともあまりないでしょう。まずはシャンプー等をまめにし、害虫がつかない様に予防するのが一番ではないかと思います。







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