毎日使う調理器具は色々あります。結婚当初は頂き物の食器や鍋を使っていたのですが、どうしても欲しかったのが、熱伝導率のよい何重もの層になっているお鍋です。

ビタクラフト 鍋

実は調理器具によっては時短・エコ・ストレスフリーに繋がることをご存知でしょうか?

熱伝導率のよいお鍋を買ったきっかけ

そんな何十層もの鍋が欲しくなったきっかけは、実はタケノコでした。
春の旬のタケノコが大好きで、その時期になるとタケノコ料理がよく食卓に並びます。

たけのこご飯

でも毎年、生のタケノコを糠と鷹の爪で灰汁抜きすると、相当な時間が掛かって困っていました。

たけのこの灰汁取り

採ってすぐのタケノコなら下茹では要りませんが、市場やスーパーで買うタケノコは、どうしても灰汁抜きのために茹でなければなりません。普通の大鍋なら30分は茹でないと、中まで火が通らず灰汁が抜けないのです。

これを何とか時間短縮できないかと探し、たどり着いたのが多層鍋です。

私が長年使っているのは、ビタクラフトです。
他のメーカーのものでも内容はよく似ていると思います。

ビタクラフト VitaCraft ウルトラ 片手鍋

タケノコの灰汁抜きなら、沸騰したら弱火にして10分、そのまま放置すれば完了です。余熱でじっくり中まで火が通り、灰汁抜きが完了します。
(後で蓋を開ける時のために、鍋と蓋の間に少しだけ爪楊枝を刺しておきます。中が陰圧になるため、冷めた時にそのままでは蓋が開かないんです^^;)

たけのこの灰汁取り 2

10分と30分の差は、私にはとても大きいです。



多重層の鍋の良かったところ

この手の鍋は何層にもなっているため、多少は普通の鍋より重量感はあります。

使っていて良いなと思うところは水が少なくても茹でることが出来たり、煮物の調理時間がとにかく短くて済むことです。主婦にとっては大助かりですね。
メーカーのレシピ通りに調理すれば、野菜のビタミンの流出も少なく、栄養素も一般の鍋より多く摂れる計算になります。

そして驚いたことがもう一つあります。
それは煮物やカレーなどで焦げ付かしてしまった時のことです。

焦げた鍋に水を入れて沸かすと焦げが取れやすくなり、その後こすったりすると全く元通りの状態に復活します。おそらく表面の研磨の状態が滑らかなんだと思います。

今までは普通の鍋を焦げ付かせ、こすっても元通りにならず、泣く泣く捨てたこともありました。それがこの鍋に変えてから、鍋の内側はいつでもピカピカです。

ビタクラフト 鍋 2

私が使っているビタクラフトは、本体の鍋と蓋の部分の保証は10年間です。

サイズを揃えようと思ったらそこそこお値段がするため、ボーナスの時にひとつずつ買い揃えて来ました。
もう15年以上は使っていますが、普通に使っていて本体がどうかするとは考えられないぐらい頑丈です。何かあっても取っ手・つまみの交換程度で、一生使えるんじゃないかと思っています。本当にそれくらいしっかりしています。

総合的にエコロジーな多層鍋

最初購入する時は「鍋がこの値段!?」と思いましたが、調理時間の短縮とそれに伴うガス代の削減。
ガスの使用量が減ることで地球にやさしく、お財布にも優しく、皿洗いの洗いにくさのストレスから解放されるという素晴らしいメリットが詰まっています。

特にガス代…これは特に塵も積もればですね、毎月実感できます。
こう長く使っていると、思い切って買って良かったと心底思える製品です。

お料理って毎日のことですから、ストレスを感じることなく気持ち良く使えるお鍋は重宝します。もちろんこのお鍋、娘が結婚する時は嫁入り道具のひとつにプレゼントしようと思います。

「使うと実感」する良い製品は最高ですよね。