家族友人が集まった時はどんな料理を食べますか?
数人で京都で集まることがあり、お昼は何にしようと思った時に思い出したお店がありました。
一度はテレビで見たことがあるかもしれません。京都四条の鴨川のほとりにある東華菜館です。
大正15年建築 スパニッシュ・バロック様式の東華菜館
東華菜館に行くには電車だと京阪本線祇園四条駅か、阪急京都線の阪急河原町からが便利です。
近畿圏では「それでは現在の京都の様子を見てみましょう。」と、天気予報の時には必ずと言って良いほどこの洋風の建物が映っています。
昔のロマンを感じるこの建物は、最初はビアホールをイメージして建てられたようです。大正15年建築です。それが後に北京料理を出す今の店に変わったのは昭和20年のことでした。
石造りの入り口も建築当初から変わらないのかもしれませんね。
今も現役の日本最古のエレベーター
東華菜館に行きたい理由は何といってもエレベーターにあります。
東華菜館のエレベーターは日本で今実際に動いているエレベーターの中で最も古いものです。アメリカのオーチス製で建築当初のもので大正15年から使われており、今でも現役なんです。
映画タイタニックをご覧になられた方はイメージ出来ると思いますが、内側に蛇腹のような扉があり、昇降には係りのエレベーターガール(エレベーターおば様)かエレベーターボーイ(エレベーターおじ様)が手動で操作してくれます。
他ではあまり類を見ないこのエレベーターが楽しくて、時々来てしまいます。
もちろん建物の中の様式も調度品もとても素敵な雰囲気ですよ。
丸テーブルを囲んで楽しいひととき
中華料理の店ではL-グルタミン酸ナトリウムという化学調味料を使う店が多いと聞くので、頻繁に行くことはありません。
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こちらの店がどのような調味料を使っているのかは分かりませんが、そこそこの人数でテーブルを囲み、一緒に食事が出来るのはとても魅力的なことだと思います。
このようなお店に来たら、添加物云々と考えるよりも親しい人との会話と食事を楽しみたいですね。
写真の撮り忘れもありますが、今回注文したものはざっとこんな感じです。
コースではなくみんなで食べたいものを単品で注文しました。
エビチリ、卵と野菜のスープ、トウモロコシとカニのスープ。揚げ鶏肉の唐辛子炒め、 芙蓉蟹 。
豚肉と筍・きゅうり・きくらげの炒め物(きくらげの代わりにブロッコリーでした)酢豚、揚げギョーザ(?)、五目チャーハン。
人数が多いと色々な料理が楽しめて良いですね。
日頃安全なものに拘ることは大事ですが、心のリフレッシュはもっと必要だと思います。
楽しいおしゃべりと美味しい食事に、心もお腹も十分満足できたランチでした。
感謝感謝です。