気温が上がってくると、主婦として困るのは、生ごみにコバエなどが発生することです。
ビニール袋をしっかり縛ったつもりでも、コバエはどこからともなくやってきます。
殺虫剤の多くは農薬が主成分です。農薬を家や庭に散布することになって危険ですし、私としては殺虫剤は出来るだけ使いたくありません。
ですから毎年いろいろな工夫を試しています。今回はその失敗例も成功例もお見せしようと思います。
コバエ対策その1 天然アロマオイル
ゴミのところに天然のアロマオイルを垂らす作戦です。虫の嫌うユーカリやペパーミント、ゼラニウム等を試しました。
これはかなりコバエが減りましたが一旦増えてからはなかなか効果が上がらず、この対策は早くから行う方が良いかもしれません。
コバエも減ったし失敗ではないのですが、いつもアロマを垂らす必要があるので、つい忘れてしまう私には向かない対策かもしれませんね。
コバエ対策その2 虫取りリボン
昔のオーソドックスな虫取りリボンも試してみました。
まだスーパーが一般的ではなく、市場で各商店が並んでいる形式の買い物が主流だった頃、よく見かけたハエ取りリボンです。魚屋や、乾物屋の店でくるくる回っていたのを覚えています。大きなホームセンターで2種類もあって、あまりの懐かしさに購入したのでした。
さっそく外のポリペールの内側に設置してみました。飛び回るコバエはかなり取れました。
蓋を開ける前に一度ポリペールをゆするとコバエが一斉に飛んで、運よく(運悪く?)ハエ取りリボンにくっついたコバエは退治できるのですが、100%とはいきません。
それに気をつけていても、蓋を開ける時に手にくっついてしまう事が何度かありました。一番困ったのは髪についてしまった時です^^;
このハエ取りリボンは結局一年で御用がなくなり、失敗に終わりました。
コバエ対策その3 捨てるはずのジッパー付きのビニール袋
去年ふと思いついた生ごみの処理で、コバエ対策に成功した事例をご紹介します。
小麦粉や海苔やおかき等が入れられているジッパー付きのビニールの袋を使う方法です。
普段は小麦粉も海苔もおかきも、消費したら外側の袋なんて捨ててしまうものでした。これに野菜の切れ端や生ごみを入れて、しっかりジッパーを閉めてゴミの日まで日の当たらないところに置いておきます。
できるだけ一日一枚ぐらいのペースでゴミを処理するのがポイントです。
日本は何においても世界的に技術の水準が高い国です。たかだか食品を入れるビニールの容器でも、細部まできっちりとした作りになっています。
ビニールの袋のジッパーは、きちんと閉めれば匂いが全然漏れないのです。そうすると、コバエも寄ってきません。
これを実行しだしてから、去年は一度もコバエが発生しませんでした。
去年暑くなりだしてからこの方法を試し、ジッパー付きの袋が不足して困りました^^;
ですから今年は早めから、ジッパー付きの要らなくなったビニール袋を集めています。
捨てるものをリサイクルできて、殺虫剤も使わずに済む。私としては大満足のアイデアです。
小さな事ですが、今年も梅雨頃から実行していて、なかなかイイ感じですよ。ぜひ一度お試しくださいね。