経皮吸収ってなに?日用品や化粧品が肌から浸透してるの!?

身体に何かを吸収するのは、胃袋だけではありません。
実は皮膚からも、あらゆるものが毎日吸収されています。
皮膚を通して成分が体内に浸透することを、皮膚を経由して体に吸収することから経皮吸収と言います。

 

経皮吸収

 

これを利用して治療を目的とした多くの製品も開発されています。
ぜんそくの発作が起きた時に皮膚に貼る貼付剤や、禁煙のためのニコチンパッチ、経皮吸収型テープ製剤なんかもそうですね。

吸収されるのが体に良い成分なら問題ありません。
ですが有害な成分が皮膚に浸透し、体に吸収されることで病気になったり、命に危険が及ぶこともあります。

 

 

高級クリームも意味がない!?皮膚に浸透するかは分子が決め手

 

皮膚の表面はザルの網目のようなもの

 

子供が泥遊びをしていて、手の皮膚から泥が体内に浸透してきた…そんなことは絶対に起こりませんね。これは泥の分子量が皮膚よりも大きいからです。

分子量とは物質の分子の大きさを表す言葉で、数字で表されます。

分子とは、物質を構成しているものです。
人でも動物でもモノでも液体でも、ほとんど全ての物質は、分子で構成されています。

皮膚は泥よりも小さな分子から成り、それより大きな分子を体内に通しません。
だから泥は経皮吸収されないのです。
ザルの網目に石ころを通そうとしても通りませんね。そんなイメージです。

 

泥 分子

 

自然界では、分子量のバランスがうまくとれているのです。
だから、泥遊びで手から体の中に泥が入ってきた!というような不具合は起こりません。

 

ヒアルロン酸は皮膚に浸透しない

 

この「経皮吸収」と「分子量」の関係がわかると、色々なことに気付きます。

たとえばいくら高い化粧品を買っても、有効成分の分子量が大きければ、その有効成分は全く役に立たないということになります。
ちなみにヒアルロン酸の分子量は100万以上だと言われているのに対し、皮膚は分子量800以下の成分しか通さないと言われています。

つまり、ヒアルロン酸配合のクリームを顔に塗っても決して皮膚に浸透しないのです。

 

ヒアルロン酸 分子

 

ヒアルロン酸は一時的な短い時間だけ「表面のみに」保湿の効果があります。
だからスベスベしたように感じるわけですが、肝心のお肌の奥に作用してくれないなんて、これでは話が酷すぎますよね。(成分自体は良いものかもしれませんが…)
分子量のことまできちんと配慮され、皮膚からしっかり浸透してくれる化粧品や基礎化粧品を選びたいものです。

 

分子が皮膚から侵入してくる経皮吸収の主なルート

 

皮膚の表面は角質層で覆われており、外界からの異物の侵入を防いでくれています。
そしてその下に、表皮、真皮、皮下組織…と続いていきます。

 

皮膚 基本構造

 

しかし、何かの成分の分子量が人の皮膚の分子量よりも小さい場合、皮膚の分子の隙間から体内に浸透するということが起こります。

皮膚はザルの網目のようなものです。
その網目より細かいものなら簡単に通してしまいます。
そして体に良くない成分も勝手に浸透してきてしまうという現象が起こるのです。

この細胞の隙間を通って何らかの成分が体内に入ってくるルートを細胞間隙ルートと言います。
また、経皮吸収にはもう1つルートがあり、それを角質細胞ルートと言います。細胞を破壊し、徐々に下層細胞の奥深くに侵入していくルートです。

 

経皮吸収 細胞間隙ルート 角質細胞ルート

 

経皮吸収した有害成分は体内に蓄積され続ける

 

口から何かを食べ、様々なものを体に吸収することを経口吸収と言いますが、この経口吸収で体に入ったものはその90%が体外へ排出されます。
食べ物に添加されている合成化学物質や、究極の化学物質と言える薬でさえも肝臓や腎臓が解毒し、90%は排出されるのです。

それに対し、経皮吸収された合成化学物質が体外へ排出されるのは10%程度と言われています。残りの90%は体内に残ってしまうのです。

 

経口吸収 経皮吸収

 

経皮吸収された合成化学物質は体の中の脂肪分に蓄積されることも分かっています。

皮下脂肪、内臓脂肪にも溜りますが、体の部位でいうなら脳(脳の重量の60%は脂です)や肝臓などです。
悪いものが溜まれば、その臓器は正常に働けなくなります。

 

脳 肝臓 脂肪分

 

そして男性なら前立腺、女性なら乳房と子宮にも多く溜まります。
化学物質が脂肪分の多いところに溜まる性質を持っているからです。

 

体に蓄積した化学物質でいつ、どんな影響が出るのか

 

現在、合成化学物質で体に悪影響があり、危険と判断されているものは日本では約100種類、アメリカで約800種類、EUでは約4000種類ほどです。

この数字の違いは、国によって危険の概念が違うからです。
国民や人民で危険度の影響が異なるということではありません。日本は危機感がないのかもしれません…

100~4000にも及ぶ有害だとされる合成化学成分は、身の回りのあらゆる日用品や化粧品、日用品に使われています。
そしてそれが経皮吸収されると、その90%が体内に蓄積されていくのです。

経皮吸収

 

それが何年か先、何十年か先にどのような影響を私達に及ぼすのかは誰も知りません。
分からないことは避けた方が安全だという判断が賢明なのは言うまでもないことですね。

有害成分を含む製品は身の回りにありませんか?
将来の健康的な人生を考えるのなら、そういう成分を含む製品の使用は、ぜひ避けたいものですね。

チリも積もれば、と言います。
毎日使うものですから、安全に使える頼れる製品を取り扱った安心なお店や団体さんから製品を選んでくださいね。

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