冬野菜が美味しい季節になりました。煮ても鍋にしても美味しい冬野菜です。
漬物のするのもとても美味しいですね。今日は旬になったばかりのかぶと白菜の簡単な漬物をご紹介します。

旬のかぶらでカンタン塩漬け

今年初めてのかぶが手に入りました。
かぶは炊いても美味しいのですが、漬物にしても大変美味しくいただけます。

分量はおおざっぱですが天日塩と真昆布の出汁昆布で塩漬けにします。
洗ってかぶと葉っぱとを包丁で切ります。切った葉っぱの部分は更に縦にふたつに分けます。(漬かりやすくする為です)

かぶら漬け1

大きすぎると思ったら更に縦半分に切ると良いでしょう。
かぶの方は、小カブなら縦半分に切って一口サイズぐらいに切り目を入れておきます。(根元はくっついたままです)
これも早く漬かる方法です。

かぶら漬け2

次はいよいよ塩をふっていきます。

葉の部分の根元は固くて漬かりにくいですから、ほんの少し多めの塩を擦りこむように付けます。葉っぱの部分は軽く塩をふる感じです。葉の間には出汁昆布を挟みます。
かぶの部分も軽く塩を付ける感じで切り込んだ間にも少し付けます。

葉っぱとかぶらを平らになるように容器に並べます。
最後に上に少し出汁昆布を置いて中蓋をして、しっかり重しを置いたら後は漬かるのを待つだけです。

かぶら漬け3

ここで大事なことは重しをしっかりすること。
重しが十分あれば一日~一日半でもう食べられるようになります。

漬けて翌朝に一度開けてみて、漬かりの悪いところがあったらかぶや葉っぱの位置を変え、また重しをすればOKです。
かなり漬かっていると思ったら重しを軽いものに交換し、あと少し漬けると良いでしょう。(あまりぺったんこになり過ぎたら食感が良くないですから)

かぶら漬け4

かぶらは葉っぱとかぶの部分とどちらも味わえて良いですね。
今日のかぶ漬けはお婆ちゃんから教わった通りに作りました。



白菜漬けレシピ

次は白菜漬けです。
白菜は晩秋から冬にはなくてはならない野菜ですね。鍋にも欠かせませんし、豚肉と炊いたり、八宝菜にも入れたり…色々活躍してくれます。でもやはり漬物がこの時期の定番でしょう。

大好きな漬物ですからうちは一回で結構食べてしまうので、家で漬けられると大変便利です。スーパーで買っていたら毎日でも買いに行かなければならないぐらいなので^^;
しかも手作りなら添加物の心配が全くありません。

白菜漬けは教えて貰ったレシピがありますので載せておきます。

白菜・・・・軽く干して自分の欲しい分だけ
塩・・・・・白菜の3~5%
鷹の爪・・・少々
昆布・・・・適量

*糠漬けにする場合は糠は白菜の10~15%、糠と塩をあらかじめ混ぜたものを使う事と、塩は糠から甘味が出るために4~5%ぐらいの方が良いそうです。

白菜漬け~私流簡単レシピ~

ここからは私流簡単白菜漬けの方法です。

白菜は株の大きさに合わせて縦に2~4当分に切り分ける。(この時根元だけ包丁を入れて横に引っ張ると、葉っぱが巻いているので上手く分けられます)
時間があればこれを天日で半日~1日干します。(白菜に甘味が出ます。時間がなければスルーでOKです。)

白菜漬け1

軽く干した白菜に塩を軽く擦りこみ、特に根元の固い部分には少し多めにつけていきます。
白菜の間に出汁昆布を入れていき、刻んだ鷹の爪もパラパラと入れます。

私はここで、あれば糠も降りかけておきます。これで少し糠漬けっぽい香りが付くのです。

入れ物に平らになるように敷き詰めたら、上に出汁昆布を置き糠も降りかけて中蓋をして、重しをしたら終了です。
あとは重しの加減で漬かるのを待つだけです。

白菜漬け2

こちらも翌日に一度開けてみて、漬かっていない個所がないか確認すると良いですね。そんな場合はまた平らになるように白菜の位置を変えて再度中蓋と重しを置きます。
ちゃんと漬かっているようなら重しは半分ぐらいの重さに変えて下さい。

出来上がりはこんな感じです。

白菜漬け3

柚子の粉末があったので上に 降りかけてみました。

漬物に漬ける段階でミカンの皮や柚子の皮を入れても香りがついて美味しくなります。
この旬の時期に漬け物にトライしてみてはいかがでしょうか。