化学調味料はなぜ危険?子供の脳への影響に懸念

化学調味料の危険性は様々なところで指摘されていますが、インスタントラーメンのスープやスナック菓子、料理用の出汁などによく含まれています。
インスタントラーメンは体に良くないからと子供に食べさせていなくても、料理に化学調味料入りの出汁を使っていれば、結局インスタントラーメンを食べさせるのと成分的には同じことです。

同じ成分で作られる食品ですが、その化学調味料の危険性は一体どこにあると言うのでしょうか。
(詳しくは前回記事へ↓
インスタントラーメンの粉末スープ の原材料について

旨みのベースはみな同じ

乳幼児への影響は大きく、また、化学調味料不使用と書かれたものにも落とし穴はあるので、今回は主婦の方にはぜひ知ってもらいたい内容です。

 

 

グルタミン酸ナトリウムで体調に異変?

 

天然の昆布やかつお節からとったお出汁のグルタミン酸は美味しくて体に良いのですが、化学調味料としてよく使われるグルタミン酸ナトリウムたんぱく加水分解物(のグルタミン酸ナトリウム)はその有害性が指摘されています。

 

グルタミン酸ナトリウム
出典  Wikipedia  加工して作成

 

これは中華料理店症候群(チャイニーズ・レストラン・シンドローム)と呼ばれました。中華料理には大量のグルタミン酸ナトリウムを使うところから、この名前が付いたようです。

 

中華料理店症候群から起こる症状

 

日本でもこれは情報誌で紹介されました。それによると、中華料理店症候群と呼ばれるグルタミン酸ナトリウムの有害性は、しびれや目まい、頭痛、圧迫感などと書かれています。
そして脳の神経を興奮させ、イライラしたりカッとなったり、落ち着きがなく異常行動が出ることもあると書かれています。

 

中華料理店症候群 マナメッセ
出典 『マナメッセ』 加工して作成

 

アメリカでは1969年、ショーンバーグ助教授らの人体実験やその他の研究により、L-グルタミン酸ナトリウムの過剰摂取に注意するように警告が出されました。それと同時にベビーフードへの使用は全面禁止とされました。

 

中華料理店症候群 警告 マナメッセ
出典 『マナメッセ』 加工して作成

 

L-グルタミン酸ナトリウムは調味料として大量に使われています。それにはいくつかの種類があり、そのほとんどは健康に影響はないとして使用基準は定められていません。

 

L-グルタミン酸類の日本の見解は微妙?

 

では日本ではこの添加物をどう認識しているのかと言うと、厚生労働省の2008年の報告書を見ると、L-グルタミン酸ナトリウムは摂取しても体の外に排出されるため、神経毒性は発現しないとしています。

先の中華料理店症候群についても書かれていますが、中華料理店症候群とL-グルタミン酸ナトリウムとの相関関係も無しと結論づけています。

また2000年に発表された論文では、二重盲検法を用いた試験でL-グルタミン酸ナトリウムを摂取した方には何らかの症状を示す例は多いとしながらも、大量に摂取した後に認められた胸やけ、ふらつき、顔や肩のこわばり、胸痛などの症状は、L-グルタミン酸だけの特別な症状ではないと考えられたと結論付けています。

 

L-グルタミン酸 L-グルタミン酸ナトリウム (3)
出典  厚生労働省  加工して作成

 

このような報告関係の書類は、言葉も専門的で分かり辛く、結論の部分では「成績が得られている」や「特異的なのもではないと考えられた」など、はっきり安全だとか危険だなどとは言い切っていません。
しかしよくよく読めば、L-グルタミン酸ナトリウムを摂取した後、顏の灼熱感、顏のこわばり、胸痛の報告が実際にあったということですね。

また二重盲検法で、「L-グルタミン酸ナトリウムを摂取した方には何らかの症状を示す例数は多い」というところも不安が残ります。
厚生労働省がL-グルタミン酸ナトリウムと中華料理店症候群の関係はないと言っても、何らかの症状が出る人が多いということに変わりはないのです。

報告書の中では、どれぐらいの量のL-グルタミン酸ナトリウムを摂ると症状が出るのか書かれています。(もちろん症状の出方は個人差があるようです)

 

L-グルタミン酸Na発症必要量
出典  厚生労働省  加工して作成

 

この資料の最後の方には、日本におけるL-グルタミン酸類の一日の摂取量が載っていました。それによると一人当たりの平均摂取量は、約1.290㎎だそうです。

 

L-グルタミン酸 L-グルタミン酸ナトリウム (4)
出典  厚生労働省  加工して作成

 

吸収率の問題もあるでしょうが、この摂取量は、上記の症状が出ると言われている量よりも多いのではないでしょうか。
厚生労働省は代謝されるから危険性はない、中華料理店症候群との関連性はないとしていますが、全く危険性がないとは信じがたいです。

 

常習性、脳への打撃。乳幼児への影響は大きい

 

厚生労働省の資料では、たとえ多くのL-グルタミン酸類を摂取して血中濃度が上がったとしても、大事な脳の中には同じように入り込まないよう、脳関門で1%以下に制限されるから大丈夫だというようなことが書かれています。
それは果たして子供や高齢者などにも同じように言えるのでしょうか。

 

L-グルタミン酸 L-グルタミン酸ナトリウム 脳
出典  厚生労働省  加工して作成

 

乳幼児の脳を保護する血液脳関門は3才でようやく出来上がると言われています。
もし仮にそれまでにグルタミン酸ナトリウム入りのラーメンやスナック菓子、様々な加工食品を食べさせたなら、血液脳関門を素通りして脳の中に侵入することになる可能性はないでしょうか。
脳にダメージを与える事はないのでしょうか。
子供の脳を侵してしまうことにならないのでしょうか。

安全性がわからないグルタミン酸ナトリウムの味を、「美味しいもの」と脳が勘違いし、常習性が出来てしまわないかなどの不安も残ります。

このような危険性のあるたんぱく加水分解物や化学調味料は、出来るだけ避けるようにした方が良いでしょう。

 

たんぱく加水分解物は食品添加物という扱いにはなっていないので、加工食品に使用していても表のパッケージに「化学調味料不使用」と堂々と書ける法律になっています。
これはかなり注意が必要ですね。

色々調べている時に興味深い動画を見つけましたので紹介しておきます。
よろしければこちらもどうぞ。

出典 Jessica0701

 

やはり、だしやスープは自然の物からとった方が安心できますね。

3歳までに覚えた味が一生の味覚を決めると言われています。
子供の間に本物の味を覚えて欲しいですね。

 

参考図書
『マナメッセ』船瀬俊介







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