ひび割れは健康障害?細胞破壊の合成界面活性剤ー台所洗剤編

テレビを見れば様々な日用品のCMが流れています。
毎シーズンごとに新しいものが次々と登場し、それなりのネーミングで宣伝しています。
日用品の中に体に有害な物質が入っている事を知らなかった頃には、その宣伝文句に惹かれてシャンプー等を買っていました。
今考えると怖い事をしていたと思います。

しかし、合成界面活性剤が悪いとは知っていても、具体的にどう怖いかはあまり知られていないのではないでしょうか。

 

皿洗い

 

今回は台所用洗剤やシャンプーの中にも入っている合成界面活性剤についてお話します。

 

 

合成界面活性剤は皮膚から体内へ入ってくる

 

合成界面活性剤については様々な専門家が、実験を行いデータを出したりしています。

その中でも、合成界面活性剤が主成分の合成洗剤の有害性にいち早く気付き、世間にその事実を伝えようとしたのは、元三重大学(現在の国立三重大学)の医学部解剖学教室におられた、故坂下栄さんだと思います。

合成洗剤やプラスティックの実験などから、その有害性を伝えるために執筆、講演活動を行われました。
合成洗剤の危険性については、日本消費者連盟から出されている坂下栄氏の著書『合成洗剤は細胞を破壊する 』に分かりやすく書かれています。

合成洗剤の中に入っているものの成分は主に直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)をはじめとする合成界面活性剤、ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)等の発泡剤、プロピレングリコール(PG)等の保湿剤、香料などです。

 

まず一番の問題は化学物質でできている合成洗剤は分子が小さく、皮膚から簡単に体の中に入ってくる事です。

 

経皮吸収する有害成分

 

そして最初の症状としては皮膚に炎症やひび割れ、あかぎれ等の障害をもたらします。
合成の化学物質は、生活に欠かせない日用品やメイク用品をいとも簡単に作り上げますが、ひび割れのような様々な問題をひき起こす原因でもあるのです。
この事実を消費者に伝えようと尽力したのが、坂下栄氏でした。

 

進化の中で手に入れた「皮膚バリア」が通用しない

 

人の体は本来、口や鼻などからしか何かを取りこむことは出来ません。
人の体は、口や鼻から入ったものに対しては防御する機能を備えているからです。
これは地球に生命が誕生してから500万年の間に、生命を維持するために進化の過程の中で、人間に自然と備わった機能だと言えます。
長い年月をかけてこの防御機能が備わったのです。

しかし合成洗剤はいとも簡単に皮膚から体の中に入ってきます。
合成界面活性剤のような化学物質は、誕生してからまだ50年程しか経っていません。

人間は皮膚から入ってきたものに対しての防御機能は持っていません。

500万年の間に皮膚から物質が入ったことは一度も無かったわけですから、皮膚から入った物質を排除したり、無毒化したりできる酵素は、人間の体には存在しないのです。

もし仮にそんな酵素が人間の体にできたとしても、その進化のためには気の遠くなるような時間が必要でしょう。

 

ラットの実験から見る合成界面活性剤の恐怖

 

普通は皮膚からは物質を取りこまないのに、合成界面活性剤だけは別だと坂下栄氏は言います。

 

経皮吸収とは 洗剤は分解されるのか
出典 『合成洗剤は細胞を破壊する』坂下栄氏 加工して作成

 

皮膚を通して化学物質が入ってくるのかどうか、ラットの皮膚に塗布する実験で証明しています。塗るのはもちろん、合成界面活性剤が主成分の合成洗剤です。
毛を剃って合成洗剤を一回だけ塗布します。

一番変化が分かりやすい7日目の写真です。

 

合成洗剤をラットの皮膚に塗布する実験
出典 『合成洗剤は細胞を破壊する』坂下栄氏

 

実験一日目から皮膚にしわがよる、出血するなどの変化が表れ、二日目には死んでしまうラットも出てきたそうです。

同時に行った石鹸を塗布する実験では死亡するラットは1匹もいませんでした。
石鹸自体はもともと毒性が低いのです。
当時の石鹸は現代の石鹸とは違い、保湿剤や香料などの化学物質はほとんど入っていないものでしたから、かなり安全性に優れていたのですね。

石けんと合成洗剤を塗布した後の皮膚の状態の違いは顕著でした。

石鹸を塗布したラットでは後に毛が生え揃ってきましたが、合成洗剤の方は毛が生えたラットは一匹もいませんでした。(どのメーカーの洗剤でも生えてきませんでした)

この原因は、たった一回の塗布で皮膚の毛根の細胞が死んでしまった事でした。
毎日洗剤を使うことであかぎれなどの症状が出てくるのも、当然のことだったのです。

 

合成界面活性剤は合成のシャンプーにも入っている

 

ここまで見てきたのは、合成界面活性剤が入った合成洗剤の塗布の実験です。
ところで、シャンプーにも合成界面活性剤が入っていますよね。

 

近年、部分かつらの宣伝が盛んだとは思いませんか?

 

本来女性はホルモンの関係で髪の毛が薄くなることはありません。
しかし最近は、おしゃれ用ではなく薄毛を気にして部分かつらをつける女性が増えています。通販サイトでも需要が高まっています。

 

女性用かつら

 

合成洗剤に限ったことではなく、シャンプー、トリートメントに含まれる成分は、合成洗剤と同じ合成界面活性剤ではありませんか?
発泡剤も保湿剤も香料も、同じではありませんか?

毛根が失われるのは、ラットも人間も同じです。
人間は体が大きいので、影響を受けにくいだけです。
シャンプーした翌日にラットの様に死ぬことはありません。
ですが全く影響を受けないというわけではないのです。

 

安全な洗剤は世に多数出ています。泡立ちなど物足りない場合もあるかもしれませんが、毎日使うものなので、安全なものが良いですね。

たとえばこんな洗剤があります。
下記のエコベール洗剤の原材料は植物由来の界面活性剤で、安全で環境を汚さず動物実験もしない、国連に認められたものです。ご参考にどうぞ。

エコベール 食器用洗剤

 

次回は、合成界面活性剤のシャンプーを使ったらどの様になるか、坂下栄氏の実験からお伝えします。

次回記事はこちら
薄毛・ハゲの原因 毛根が死滅する合成界面活性剤ーシャンプー編

 

参考図書
『合成洗剤は細胞を破壊する』坂下栄氏







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