健康を守るためにできるだけ安全なものを選ぶようにしているのですが、まあできるだけという事であまり厳しく考えすぎず、気持ちにゆとりが持てる範囲で生活している状態です。
なので、主人が食べたいと言ったものは快く買って食べる事にしています。今日はポテトサラダを買うことになりました。

ポテトサラダ

マヨネーズだけではない調味料

お決まりの添加物は入っているでしょうか。

ポテトサラダ 原材料

名称 そうざい
原材料名 じゃが芋、マヨネーズ、半固体状ドレッシング、きゅうり、人参、玉葱、砂糖、生クリーム、食塩、こしょう、調味料(アミノ酸等)、増粘剤(タマリンドシードガム)、香辛料抽出物

やはりいくつか添加物は入っているようです。



調味料(アミノ酸等)

いくつか添加物が見受けられますね。
調味料(アミノ酸等)は、複数の添加物を1つの名前にまとめて表示ができる一括表示が許されています。どんな成分がどれだけ入れられているか、私たち消費者には分かりません。
現在56種類もの成分が、調味料(アミノ酸等)という名前での使用が認められています。

一括表示 調味料(アミノ酸等)
出典 消費者庁 加工して作成

「調味料(アミノ酸等)」と書かれていたら、その中には最低でも2つ以上の化学物質が入っているということになります。

添加物が体内で複数混ざり合った時の安全性はまだ確認されていません。
これを「じゃあ大丈夫!」と捉えるか、「リスクがある」と捉えるかは自由ですが、何かがあってからでは時すでに遅しです。

その他の増粘剤には安全性の高いものが多く、タマリンドシードガムも危険性はなさそうです。

香辛料抽出物にはいくつかの抽出方法がありますが、有機溶剤で抽出する方法では食品に溶剤が残っているのではないかと、心配される声も聞くことがあります。
都道府県管理局に電話で確認してみましたが、その部分については管轄ではないので分からないとのことでした。

添加物を駆使して作り上げる

マヨネーズの次に成分表に書かれている「半固体状ドレッシング」が一体どんなものか言える人は、どれ程居るのでしょうか。

マヨネーズだけを使っていたら製造原価が高くつきますが、これは添加物を駆使してマヨネーズに似せたものなので、低コストで作ることができるのです。
卵などの原材料費がかさむものは入れず、乳化剤着色料、酸味料、香料などでマヨネーズに近づけているのですね。

この半固体状ドレッシングには規定があり、使って良い食品添加物の範囲はきちんと決まっています。しかし逆に言えば、この規定の中であれば使っても良いということです。

半固体状ドレッシング 規格
出典 農林水産省 加工して作成

一方マヨネーズにも規定があり、使う材料も決まっていれば、入れて良い食品添加物も2種類だけと決められています。

添加物が入っていたとしても2種類以下のマヨネーズに比べたら、半固体状ドレッシングの添加物の量は多すぎるような気がします。家で作るポテトサラダと明らかに味が違う訳ですね。
半固体状ドレッシングは食品と言うより、ほぼ化学物質で作られたものですからね。

忙しい時や食べたい時にたまに利用するには便利で良いと思います。
しかしこれら添加物の数々を見たら、やはり自分で作る方が安心ですし、我が家の味になりますね。