保存料無添加のちくわ・かまぼこ。こっそり入っている保存料

食品添加物の事をまだあまり知らなかった頃、私は練り物を買う時に、保存料無添加のものを選んでいました。これでも家族のため、わが子のために、考えて選択してきたつもりでした。

 

練り物

 

しかしそれが本当に無添加というわけでは無かったことが後に分かったのです。
この記事は、私のように謳い文句を信じて家族の為に食品を選んでいる方に、ぜひ読んでいただきたいと思います。

 

スーパーでかまぼことちくわを見てみました。大手メーカーのかまぼこです。表には「保存料無添加」の文字があります。
違うメーカーのちくわにも「保存料は使用していません」と書いてあります。

これは本当に無添加でしょうか?成分表示を見てみましょう。

ちくわには

 

ちくわ 原材料

魚肉、でん粉、発酵調味料、食塩、砂糖、植物油脂、調味料(アミノ酸等)

 

と書いてあります。
かまぼこは

 

かまぼこ 原材料

魚肉、でん粉、砂糖、食塩、発酵調味料、大豆たん白、ぶどう糖、卵白、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、貝Ca

 

となっています。

確かに、表向きは保存料の文字は見当たりませんね。でも、保存料を入れていないのに賞味期限が長いような気がします。そのあたりをちくわの製造メーカーに電話で問い合わせてみました。

 

 

保存の効果を持つ添加物

 

原材料の魚肉は工場によって魚の種類が異なるそうですが、おおよそ10数種の魚のブレンドだそうです。

発酵調味料は水あめや大豆、小麦、乳などを発酵させたものから、旨味を注出したものだそうです。
(安価な味噌などの発酵方法は自然に逆らうもので体に良いとは言えませんが、この発酵調味料がそういう味噌などと同じく、化学的に作られたものかどうかは聞くことはできませんでした。
味噌について詳しくはこちらの記事へ↓
味噌は酵素が摂れる健康調味料!でも最近はそうでもないみたい…

でん粉加工でん粉とあるので、加工でん粉は何か聞いてみると添加物でした。でん粉を酵素や化学的な処理をして、水に溶けやすくしたり伸びを良くしたり、粘りを出すために入れているのだそうです。

 

加工デンプン
出典 厚生労働省 加工デンプンの表示について

 

そして最後の調味料(アミノ酸等)の中身は、L-グルタミン酸ナトリウム、グリシン、DL-アラニン、5-リボヌクレオチド二ナトリウムという事でした。

ここでやっと、保存料無添加の訳が分かりました。
最後に入れられているグリシン、DL-アラニンは調味料の役目もしますが、日持ち成分でもあるのです。つまりこれらは、実質は保存料と同じと言えるのです。
一括表示の落とし穴ですね。

 

添加物の表示を隠して「保存料無添加」と謳える一括表示

 

表向きには、私たち消費者が喜び安心する【保存料無添加】としながら、日持ち成分を別の成分に入れて、保存が効くようにする。この仕組みが一括表示です。

 

一括表示 例

(一括表示について詳しくはこちらの記事へ↓
「保存料不使用」は本当?一括表示で消費者を欺く法の裏ワザ

法律を上手く利用したメーカーの戦術ですね。
全く違う目的で入れたと言えば、保存料無添加として表示して良いことになります。

こうしなければいくら冷蔵庫に保管しても、保存料なしで一週間から10日程も日持ちするはずはありません。一種類では効果が薄くても、保存性を持ち合わせている添加物をいくつか入れると立派な保存料になり得るという事ですね。

 

製造の裏側を知ると食べられなくなることも

 

私の話ですが、ケーキ屋でバイトをしていた時の事です。
その時のケーキ屋の家の息子さんが就職された話を聞きました。

大手メーカーの練り物会社に無事就職された息子さんが、大好きだった練り物を食べられなくなったと言うのです。
ちくわやかまぼこに、これでもかと白い粉を入れるのを知ったからだと言っていました。当時高校生だった私ですが、とても不思議でこの会話は今でも忘れられません。

どんな製品でも、社員自らが欲しいと思うものを、正々堂々と提供してもらいたいと思います。何も知らずに添加物を口にする人もいるんですから…

練り物は食品の中でも、ハム・ソーセージに並んで添加物の多い食品です。

安全で美味しい練り物は、安全な食材を扱うところで購入されて、美味しい料理を作ってください。

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