年に一度は必ず買い出しに行く、大阪府茨木市の北部中央卸売市場の付帯施設、大阪食品流通センター。
前回二度にわたり、我が家で愛用させていただいている鰹出汁や昆布出汁について書かせていただきました。お得に美味しいものが手に入り、買い物も楽しいです。
(詳しくはこちらの記事へ↓
出汁鰹を安くお得に!こだわり食材市場でお買い物
出汁昆布・塩昆布を安くお得に!こだわり食材市場でお買い物

そして今回買いたかったもののひとつに「バナメイ海老」がありました。

高塩分濃度養殖バナメイ海老マハラジャ

今回買いたかった「マハラジャ」というブランドの海老は、オーディエー株式会社にあると情報を貰いました。
業務用食材を扱うオーディエー株式会社の商品は「世界の食材18000種」というスローガン通り、多岐にわたります。 アイテムとしては調味料、酒類、冷凍食品、惣菜、米、畜産水産原料、缶詰、乳製品等です。

大阪・茨木こだわり食材市場:業務用食材のオーディエー

(2016年9月にこちらの店は閉店されました。現在は京都本店、京都小田 木屋町店、木津店、東心斎橋小田店で営業されています)

こちらでは商品ひとつ当たりの内容量が多く、まさに玄人向きです。
一般スーパーにも並んでいるアイテムが多く、安価でとてつもなく量が多いです。

その中で、こちらに置いてある高塩分濃度養殖「マハラジャ」バナメイ海老は安全性に拘りがあると言うので、店内を探すと…

ありました。
パッケージの表に「通常の汽水養殖と違い、塩分濃度が高い海水でゆっくりと健康的に養殖されたバナメイ海老です」と書かれています。

マハラジャ エビ

具体的にもっと詳しく知りたかったのですが、インターネットの販売店しか出てこず、これ以上はよく分かりませんでした。

かつて日本は「海老消費大国」として世界一の海老輸入大国でした。
近年は欧米でも輸入量が増えたこともあり、今は世界3番目の輸入国になっています。
世界3位でも輸入している量はかなりのものです。

海老に限ったことではありませんが、養殖となると大量に飼育します。そして過密飼育は病気を招きがちです。
(詳しくはこちらの記事へ↓
チリ産の鮭の安全性は大丈夫か?抗生物質まみれの危険性

実際に通常の養殖エビでは、ストレスによるウイルス性の病気が起こっています。
そうなると生産者は病気を防ぐため、治すために薬を使わざるを得なくなります。

スーパーに並ぶ輸入ものの海老は抗生物質などの薬が大量に使われていると思ってほぼ間違いないのが現状ではないでしょうか。
これが健康的に養殖されている海老であったら、これは嬉しい限りですね。

裏に「マハラジャ」ブランドの特徴がちゃんと書かれています。
温度管理もしっかりしているようで、鮮度も良さそうです。

マハラジャ エビ 2

7.重量
ごまかしの無い正味重量です。

にはちょっと笑いましたが、これだけ書いてあるのですから間違いなく書かれている重量の海老が入っているでしょう。

この商品はひと箱に1.8㎏分の海老が入っています。
中身はどれも1.8㎏の海老ですが、大きさで分けられているため
大きな海老だと数は少なく、小さな海老だとかなりの数の海老が入っています。

初めて買うのでとりあえず真ん中あたりのものを買ってみることにしました。



マハラジャで料理

すぐにどんなものか試したくなります。カチカチに凍っていたものを何回分かに小分けして、使わない分は冷凍室に入れました。

先ずは昼ごはんのうどんを「天ぷらうどん」に。
天ぷらに出来そうな野菜がさつまいもと玉ねぎぐらいしかありませんでしたが、それも一緒に天ぷらにします。

プロのようには衣が付けられませんが、まあ普通の主婦ですからお許しください。

天ぷらうどん

ネギも切れていて代わりに三つ葉を入れました。

食べてみると海老、プリプリしてます!

昼は天ぷらうどんだったのに、晩御飯もバナメイ海老を使います。エビフライです。

エビフライ

雑な盛り方ですみません。

本当はこれにあと2本乗せてエビフライ一人前のつもりだったのですが…さすがにてんこ盛りすぎて、写真は2本減らしました。
主人も義母もエビ好きで喜んでくれて良かったです。

1.8㎏もあると大判振る舞いで使えます。まだまだ残りがあるのでこれってかなりお買い得だったかも知れません。
このプリプリ感が健康的に育った証拠なのでしょうか。

この海老、私が買いに行った大阪中央卸売北部市場付設の大阪食品流通センターのオーディエー株式会社の店舗でも買えますが、インターネットでも取り扱いがあるようです。「マハラジャ エビ」で検索すると同じものが見つかります。

マハラジャ エビ

大阪中央卸売北部市場に近い方は、こちらが一番リーズナブルなようなのです。
遠くの方はインターネットで購入されると良いと思います。